集客

不動産を一人で未経験から開業するには?必要な準備や成功のコツを解説

不動産業を開業したい方のなかには、「一人で未経験からだけれど、やりたい」という方もいらっしゃるでしょう。

事実そういった例は複数耳にすることも多く、未経験という意味では、他業種の会社が参入する例もたくさんあります。

今回は一人でチャレンジしたい方のためのノウハウをまとめて、お伝えしたいと思います。

不動産を一人で未経験から開業できる?


<一人・未経験での開業は可能>

結論から言えば、一人・未経験での開業は可能です。

「こんな風にやってみたい!」という気持ちを、誰にも束縛されず自己責任で形にするとき、思いのほかパワーが出るものですよね。

うまくいけば「稼げる」という点でも、会社員とはまるで違う次元の成果が期待できます。

不動産は大別すると、取引・管理・賃貸・投資開発などの業態がありますが、取引業を一人・未経験で始める前提のお話をします。

<一人・未経験で開業することの壁とは?>

可能だとはいえますが、楽勝!な道のりではありません。

越える必要のある壁や、ちょっと面倒な手続きがあります。

最初に壁になる不安は以下のような点です。

融資が受けづらい

宅建士が必要

人脈がない

お金を借りる際、賃貸業(大家業)などは、物件の資産価値が評価されるのでまだ良いのですが、取引未経験でほかのビジネスでの実績もないと、融資を受けるのが大変です。

開業時は銀行よりも、地元商工会経由で日本政策金融公庫に事業計画を作成して相談するのが、比較的融資がとおりやすいといわれています。

宅建業を営むためには宅建士の「必置義務」があり、業務をおこなううえでも重要事項説明や契約書の取り扱いの際に宅建士しかできない「独占業務」があります。

一人の開業であれば、あなたが持っているか、取得の必要があります。

取得するには業界未経験であれば予備校に通学して学習し、年1回おこなわれる合格率約15%の試験に合格したあと、都道府県に登録する必要があります。

誰か雇うこともできますが、宅建士の知識は不動産知識の一部とはいえ、不動産業を経営するうえで、「それがない」というのは経営にも信用にも、ハンディキャップです。

また、不動産業は「物件情報の流通」と、「お客さまの融通」が命なので、地元の業界内での人脈形成は、最初の課題になるのです。

<開業に必要な準備・手続き>

不動産業=宅建業の開業に必要なことは以下です。

専任宅建士の登録

法人設立か個人事業者届出

事務所づくり

宅建業免許申請・交付

宅建業を開業するためには都道府県に許可申請が必要となります。

(本店のみでの開業の場合都道府県知事の許可。複数都道府県に2店以上の場合は国土交通大臣の許可が必要。)

開業許可には、規定の要件どおりに事務所が整えられていることや、取引相手への弁償のための保証金の供託、宅建業者の欠格事由に該当しない証明などが必要です。

宅建業の事務所は取引の公正安全を守るために、入り口の構造、標識の掲示他、基準を満たしたつくりとする必要があるため、その基準に合わせる準備をします。

欠格事由とは、不動産取引をおこなうにあたって問題になる特定の犯歴、過去の経歴、取引に必要な判断力の欠如などがないかどうかです。

また、保証金は自己で供託した場合1,000万以上かかるので、安く抑えるためには、不動産保証協会への加入が必要になります。

これらの細かい手続きは、不動産という高額取引をおこなうための信用を形成するために法的に決められたステップですので、事前に良く調べたうえで、効率的にこなしましょう。

<開業にかかる費用は?>

不動産業の開業にかかる資金は、保証協会に加盟した場合で400万円から1,000万円と言われています。

内訳は、事務所設備・保証金・団体加入費用・免許申請料・その他営業備品・当面の営業経費、生活費などまでを含んだ金額です。

一人・未経験の不動産開業に失敗しないために


では、「一人・未経験」であることに関して、失敗なく経営するにはどうしたらよいのでしょうか?

<失敗する要因>

「誰でも最初は素人」ですが、その点をカバーしきれず、お客さまからの信用が得られず失敗するケースがあります。

要領の悪さや知識不足をなるべく露呈させないことと、後述しますが、それらを補うものが必要です。

また、収支に対する読みが甘く、軌道に乗るまでにお金が出ていく速さが勝ってしまい、失敗するケースもあります。

不動産の開業に限りませんが、お金には細かく、事前の収支のシミュレーションは厳しくおこないましょう。

また、契約不適合責任で、思わぬ賠償を求められるケースもあります。

供託金はあくまで立替の原資ですので、取引に関して慎重な姿勢も必要です。

<経験のなさをカバーする方法>

以上から、不動産の勉強は必要なので、宅建士資格の勉強をしている時期にでも、どこかのお店で働くことがもっとも良いです。

また、お客さまの信用を得る方法として、接客や営業で、どこまで相手の立場に立って行動や発言ができるかも大きなポイントです。

お客さまに好かれ、人格的な信頼を得て、「あなたのために買おう」と言ってもらえるかどうかですね。

<開業して成功するためのコツ>

数ある不動産会社のなかで勝ち残るためには、「この店でなければ」というポイントがあるかどうかが決め手になるでしょう。

例を挙げれば、「ペット可賃貸物件の品ぞろえ地域一番」「女性も安心の独自の接客システム」などです。

一人・未経験の不動産開業に必要なこと

以上をふまえて、開業に必要なことを整理してみましょう。


<他社との差別化>

あなたが不動産を手掛けようと思い立ったときに、まずこの点はすぐに思いつくのではないでしょうか?

こんなエリアに出店し、こんなターゲットを対象に、こんな点を売りにしてゆこうという戦略が、成功して稼ぐために必要な基本となります。

<人脈と信用>

不動産のビジネスは同業他社、関連業者、金融機関と付き合っていくことで成り立つので、多くの方と信用関係を築くことが必要です。

この点が、前述の物件情報の流通とお客さまの融通だけでなく、「どのくらいの金額借り入れを起こせて、ビジネスを大きくしていけるか」を決めます。

いきなりロケットスタートではなく、徐々に大きくしていくことが必要です。

<ケーススタディ>

不動産取引はさまざまな事例=成功例、トラブル例の積み重ねがノウハウとなりますので、開業前からビジネス開始後もずっと、必要な情報収集を心がけましょう。

<不動産テックのフル活用>

不動産テックという言葉は不動産のIT活用を意味し、アナログな「紙・ハンコ・電話・ファックス」の大好きな不動産業界でも、一般化してきつつあります。

不動産テックには大きく2つの方向性があります。

ITを用いた業務の効率化

Webページの活用で集客・追客

実はこの2つとも、未経験の方が一人で不動産業経営に取り組み、事業で結果を出すには、避けて通れません。

成功するためには、ブログで情報発信をおこないアクセス数を伸ばして来店につなげることや、適切な顧客管理で追客業務を効率化すること、物件管理の絶え間ない更新に効率よく対応することなどが必要になります。

集客と業務効率化に最適なシステムとして、いえらぶクラウドをぜひご検討ください。

賃貸管理や顧客管理、ぶっかく自動応答など、さまざまな機能が充実しているオールインワンシステムなので、あれこれと施策の必要がなく、開業資金も抑えられます。

>>クラウド型 不動産管理・業務支援システムのいえらぶCLOUD

未経験の方が不動産業界の参考にしていただけるリンクです。

>>不動産開業・独立成功の秘訣|いえらぶCLOUD

>>いえらぶ不動産転職

>>不動産会社向けお役立ちブログ

まとめ

不動産を一人で未経験から開業するノウハウについての解説をしました。

開業に失敗しないために必要な点を、再確認いただけたでしょうか?

成功をお祈りしています! 

この記事を書いた人いえらぶコラム編集部

このライターの記事一覧

いえらぶコラム編集部は、皆さまの住まい探しに役立つ知識や、暮らしを豊かにする情報を発信していきます。

記事一覧へ

Related articles関連記事