開業

不動産未経験でも40代からの開業はできる?失敗しないための基礎知識を徹底解説

▼不動産のプロに開業について相談したい、という方へ
無料相談を予約する

不動産業に興味があるけど「未経験から開業を考えている方」は多いのではないでしょうか。

実務経験があれば、不動産業に携わってきた知識と人脈を駆使して開業も容易にできるかもしれませんが、未経験となると話は難しくなります。

未経験から開業する前に知っておきたい「特徴」「流れ」「メリット」「デメリット」を解説しますので、参考にしてください。

不動産開業を成功させるために

不動産会社を未経験から開業する際のメリット・デメリットとは?

まず本記事をご覧になっている方は「40代の年齢層」が多いと思いますが、年齢を重ねている方が信頼獲得に繋がるため「有利」となります。

20代や30代は社会経験や不動産業界の経験が不足しているため、顧客の信頼獲得までに多くの時間を要することが多いです。 ですが、40代は社会経験や不動産業の経験を重ねているため、開業した後にお客様との信頼を獲得しやすいことが考えられるでしょう。

上記の理由から、40代の未経験でも開業するメリットは大きいと言えます。

不動産業を40代から未経験で開業するメリット

未経験で不動産を開業するなら不安なことも多いと思いますが、メリットも非常に多く、事前に把握しておくことで失敗を減らすことができます。

下記にまとめますので参考にしてください。

・提案力と営業力があれば不動産を売ることができる
・今までの人脈を使って営業できる
・仲介業務なら在庫をかかえるリスクがない

上記となりますが、未経験でもメリットが複数ありますので、安心材料となります。 特に「提案力」「営業力」はお客様より信頼を獲得するうえで大切な要素になりますので、これらは身に付ける努力が必要です。

不動産業を40代から未経験で開業するデメリット

メリットより気になる方が多い「デメリット」ですが、メリットばかりではなく当然デメリットもありますので、しっかり開業する前に理解しておきましょう。

・資金調達や資金繰りは入念な計画を練る必要がある
・新規顧客の獲得が難しい
・最初は売り上げが安定しない
・大手や中堅の競合他社に劣る

入念な準備をしないと失敗してしまう原因になりますので、失敗を避けるためには、デメリットを把握しておきましょう。

未経験で不動産業での開業は可能ですが、不動産業の特性上「高額商品」を販売することになりますので、低価格の商品よりは売れにくくなります。 さらに、競合他社が多く商品の販売がうまくいかない場合は、売り上げが安定せず倒産に追い込まれる危険性もあります。

不動産業を開業後に失敗はしたくないので、開業をする前に競合他社に勝る魅力や強みを見つけることも重要です。

脱サラして開業するならまずは資格の取得から

不動産業に携わってる方なら、予備知識があるため容易に開業ができるかもしれませんが、他業種から脱サラして開業する場合は少し違います。

まずは、不動産業の基本中の基本から学習する必要がありますので、学ぶことが多くなります。

そして最低限必要な資格が「宅地建物取引士」の資格です。 他にもさまざまな資格が必要(土地家屋調査士・不動産鑑定士)ですが、他の資格は「資格保持者に依頼する形」で対応できるでしょう。 宅地建物取引士の資格が最低限必要な理由としては、「重要事項説明」をお客様へする必要があるからです。

また、脱サラ後に不動産業を開業して失敗しないために、「知識を身に付ける」「資格を取得する」「提案力と営業力を身に付ける」の3つをおこないましょう。

▼不動産のプロに開業について相談したい、という方へ
無料相談を予約する

不動産開業を成功させるために

不動産会社を未経験から開業する際の流れと資金について

ここでは、実際に不動産会社を開業するためのかがれを詳細にご紹介します。

不動産会社の開業する流れを知らずに行動はできませんので、しっかり把握しておきましょう。

不動産会社を未経験から開業する際の流れと資金について

不動産会社を未経験から開業する際の流れ

不動産業を開業するには法人(株式会社)でおこなう場合が多く、流れは以下のとおりです。

①事務所の設置場所を選定する
②法人登記(会社設立)
③宅地建物取引士の設置(事前の資格取得)
④全国宅地建物取引業保証協会または都道府県宅建協会への加入
⑤不動産業の開業

上記の流れで不動産業の開業をおこないます。

個人での開業も可能ですが、信用度が高い法人の方がメリットが大きいので、法人の開業を目指しましょう。 開業当初は多くの運転資金が必要になることや、売り上げが不安定であることを考慮すると、事務所の設置場所や全国宅地建物取引協会への加入は必須になるでしょう。

不動産を法人として開業するなら約400万円以上が必要

法人で不動産業を開業するなら必要になる資金は以下のとおりです。

・事務所の設置費用(30万円~)
・営業保証金(全日本不動産協会への加入で60万円)
・法人設立費用(100万円?)※資本金含む
・業界や団体への加入による年会費など(50万円?)
・申請手続きによる手数料(33,000円)

他には生活費と経営していくための運転資金が必要ですが、人によって違います。 不動産業を開業する前には、最低限約400万円以上の資金を準備しておくと良いでしょう。

不動産業を未経験で開業するのに必要な資格とは

不動産業は、「宅地建物取引士」のみで開業が可能です。 宅地建物取引士(宅建)の資格を保有する人員を事業所に5人に1人の割合で配置することが義務付けられているので、資格の取得は必要になります。

その他不動産業に活用できる資格については以下の記事でもご紹介しています。ぜひご参考ください。https://ielove-cloud.jp/blog/entry-04232/

融資を受ける際には複数の銀行に相談する

不動産業を開業する前に運転資金や当面の生活費、そして事業を継続させるための経費などを工面するための「融資」を検討することもあるでしょう。

自己資金がない場合は、融資も事業を軌道に乗せるまで方法の一つとして検討することも有効です。 個人で開業した後に直面する「資金問題」は開業前にしっかりとシミュレーションする必要がありますので、入念にチェックしましょう。

 開業する前に融資を相談することになりますが、融資を相談することが一番多い方法は「銀行」になるでしょう。融資は銀行によって金利が異なるので、複数の銀行に融資相談し、低金利の銀行で融資を実行しましょう。

▼不動産のプロに開業について相談したい、という方へ
無料相談を予約する

未経験から不動産会社を開業する際の3つの業務形態について

不動産業のなかでも「売買」「賃貸」「管理」など、複数の業務形態があるので、どの業態をメインにして開業するのか決めておきましょう。

未経験から不動産会社を開業する際の3つの業務形態について

未経験からの不動産開業でおすすめの業務形態

メインの収入の柱にするおすすめな業務形態は、「管理」「仲介」になります。

理由としては「管理」「仲介」ともに毎月の売り上げになり、収入が安定しやすいですが、「売買」の場合は物件の成約後に入金となるため、成約しないと売り上げに繋がらず、継続的な収入となりにくいからです。

上記の理由から「管理」「仲介」をメインの収入の柱とする不動産会社が多いでしょう。

業務形態①賃貸

賃貸は不動産業で基本的な形態で、賃貸物件の内覧やお客様の希望するお部屋の相談をおこない、「賃貸借契約を締結」させることが業務です。

「賃貸」の特徴としては以下になります。

・成約金額が小さいため売り上げも小さい
・賃貸契約は毎月安定した売り上げが見込める

上記の特徴がありますので、毎月の売り上げが安定しやすく既存の物件を紹介できます。

業務形態②売買

売買の場合は、一番の特徴として「成約金額が大きい」ことが考えられるでしょう。

成約金額が大きい場合は売り上げも大きくなるので、開業当初に売買を成約させることができれば、売り上げに貢献できる業務形態になります。

売買の特徴は以下のとおりです。

・成約金額が大きいため売り上げが増加する
・売買の案件が競合する場合がある
・成約までに手間や時間がかかることが多い
・複数の不動産を所有しているお客様ならリピーターになる場合がある

売買は大きな手数料が発生するため、売り上げを大きく増加しますが、案件が少なく非常に手間がかかってしまう特徴もあります。

業務形態③管理

管理をする場合は「長期的な売り上げに繋がる」ことが考えられるでしょう。

既存の物件を管理するので、物件を20年?30年など長期的に管理することになり、開業当初は管理をメインの売り上げとする不動産会社も少なくありません。

管理の特徴は以下のとおりです。

・長期的な安定の売り上げに繋がる
・物件を所有しているオーナーと繋がることが可能
・物件の修繕費用などで定期的な売り上げになる

不動産の開業当初は「管理」をメインすれば、売り上げを安定させることが期待できます。

これまで、不動産会社の未経験からの開業について解説しました。しかし、実際に不動産会社を開業し経営していく際には、業務において悩むことも多いでしょう。

そこで、不動産業の賃貸から管理まで対応している「いえらぶCLOUD」を利用すれば、不動産の業務をスムーズに進めることが可能です。

たとえば、Web上の集客に必要なホームページを作成したり、賃貸管理システムで業務の効率化を図れます。

他にも利用できることはたくさんありますので、一部をご紹介します。

会社間流通:物件の空室情報をクラウド上ですばやく共有できる
ポータル連動:物件の情報を複数のポータルサイトに一括掲載できる
顧客管理システム:顧客ごとの希望条件や対応履歴を把握し自動で追客業務ができる
間取り図:ツールを使って簡単に作成できる
反響分析:反響のあった物件を特定し、物件掲載ができる
ぶっかく自動応答:物件確認の電話を自動音声で対応できる
サポート・コンサルティング:いえらぶCLOUD導入後、日々の業務やいえらぶCLOUDに関してサポート体制が整っている

いえらぶCLOUD一つで幅広い業務に対応できるため、不動産業の開業コストを削減できるほか、業務の効率化が期待できます。

まとめ

今回は、不動産業を未経験から開業するための流れとメリット・デメリット、賃貸や売買などの業務形態についてご紹介しました。

開業時は資金の負担が大きかったり、一人で始めたりすることも多いでしょう。「いえらぶCLOUD」なら、コスト削減と業務効率化が可能ですので、ぜひ導入をご検討ください。

▼不動産のプロに開業について相談したい、という方へ
無料相談を予約する

即稼ぎたい!_ゴマキver

株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人株式会社いえらぶGROUP

いえらぶGROUPは、住業界にイノベーションを起こし、誰もが安心して住まい選びができること「いい家、選ぶ」を実現します。

記事一覧へ

Related articles関連記事