増える空き駐車場…原因と対策は?

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時代は変わり、”空き駐車場“時代に

昔は、入居者側が「駐車場が空いてないから別の物件を選ばなければ…」といった時代があったそうですね。

今これを読んでいる管理会社の方は「あの頃が懐かしい…」と思っているのでしょうか。

はたまた「そんな時代があったなんて嘘でしょ!?」と思っているのでしょうか。

現代では一転して、駐車場の空きに管理会社側が頭を抱えるようになってしまいました。

どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか?

そして私たちはこんな状況に、どう対応していけばよいのでしょうか?


作られた当時のままで、現代に適してない

前述の通り、今ある駐車場は「駐車場が足りなくて仕方がない!」といった時代に作られたものである場合も多いです。

そのため当時の車に合わせて、そして不足を起こさないようにとにかく作った!といったものもあります。

車高が当時のまま低く作られていて、RV車(休暇を楽しむために作られた大きめの車)に適応していなかったり、なんとか入居者分の駐車場を狭いスペースに作ったために使い勝手が悪かったり。

そのため自動車を所有している入居者でも、利用を避けるといったケースが見られます。

自動車を保有する人が減っている

そもそも自動車の所有者が減少しているという事実もあります。

最近は高いお金を払って車を購入することに前向きでない若者が増えてきています。

また都市部に流入する若者が増えており、公共交通機関が充実しているためそもそも車が必要ない、といった現状もあります。

所有が減っているのは若者に限った話ではありません。

車の所有率が高かった時代の人々が今では高齢者となり、免許を返上しているという現状が、自動車の保有率低下に拍車をかけているといって良いでしょう。

もっと良い駐車場が見つかる

大きな理由としては上記の二つが考えられますが、他にもこんな原因が考えられます。

近隣の安くて使いやすい月極駐車場の方を利用する人が増えている、ということです。

というのも、現代は駐車場の値段や使い勝手など、インターネットで検索すればすぐに出てきます。

昔は車を所有している場合、そのまま入居しているマンションの駐車場を使えた方が探す手間と比較しても便利だったかもしれません。

しかし、現代では安い、使いやすいといった情報や口コミ、それに加えて実際の現地の写真など、簡単に調べて比較することができるようになっています。

マンションに空き駐車場があるから使おう、と簡単に利用してはくれない時代になっているんですね。


どんな対策を打てば良いの?

駐車場が空いてしまう原因はこれまで見てきたとおりですが、それではどんな対策を打てば良いのでしょうか?

闇雲に対策を打てばいいわけではありません。

土地、物件、入居者によって、駐車場が空いている理由は様々ですから、まずはなぜなのか探ることが重要です。

まずは調査のために、アンケートを取る

さて、駐車場の空きが多い現状がなぜ生まれているのか。

それを知るためにまずはアンケートを取りましょう。

アンケートを取る際に重要なのは、回答を集めた時に原因がはっきりとわかる形式でアンケートを作ることです。

具体的には下記のような項目を含めるとよいでしょう。

・車を所有していますか?

・所有者の方は、マンションの駐車場を利用していますか?それとも外部の駐車場を利用していますか?

・マンションの駐車場を利用しなかった利用は?

・マンションの駐車場料金を高いと思ったことがありますか?

・マンションの駐車場料金がいくらならば利用したいと思いますか?

入居者の利用を増やせそうだ!という場合

アンケートの結果、入居者が今後駐車場を利用する可能性があると見込めた場合について考えましょう。

たとえば入居者に車の所有者が多く、しかしマンションの駐車場は利用されていない、といったケースです。

駐車場料金が高いという理由であるならば、周辺の駐車場料金を調査した上で値段を見直しましょう。

駐車場の構造上の不備や不満により利用されていないという理由ならば、駐車場を工事して改修することも考えなければなりません。

ここで注意したいのは、料金の見直しにせよ駐車場の工事にせよ、長期的に見て利益になるのかという視点を忘れてはいけない、ということです。

料金の減額も駐車場の工事も、一度すると簡単に再度変更できるものではありませんので、慎重に検討することが大切です。

入居者の利用は期待できないな…という場合

アンケートを実施したがそもそも入居者が車を所有していなかった場合など、入居者の利用が今後見込めない場合もあるでしょう。

そういった場合、外部に貸すことで空きを埋める、という方法があります。

たとえば外部に向けて広告を打って募集者を募ることで、駐車場の空きを埋めることができるかもしれません。

借りたいという人が現れなければ収入は増えませんが、借りる可能性のない入居者にアプローチするよりもよっぽど期待が出来ます。

またサブリース会社と契約をすることで、毎月の収入を確保するといった策を講じることも可能です。

まとめ

空き駐車場が増えてきている昨今。

その理由は様々ですので、まずはアンケートなどで駐車場の空きが出来ている直接的な原因を探りましょう。

そしてその上で、今後の収益を上げれるかどうかといった視点で、慎重に対策を検討していきましょう。

どんな対策についてもメリットとデメリットがあります。

しかし、これまで悩みの種だった空き駐車場が、ひょっとすると貴重な収入源として生まれ変わるかもしれません。

ぜひこれを機に、運用を見直してみてください!

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らくちん編集部 しゅーじ

この記事を書いた人らくちん編集部 しゅーじ

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