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【仕事の幅を広げる】宅建とダブルライセンスにおすすめの資格は?

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宅建資格を有している方の中には、ダブルライセンスとして相性の良い資格を探している方もいるのではないでしょうか。

本記事では、宅建と相性の良い資格4つをご紹介します。また各資格の特徴や勉強時間の目安、合格率もあわせて解説いたします。

ダブルライセンスによって収益アップを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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宅建とダブルライセンスで得られる効果

集客力や信頼度の向上を目指すなら、ダブルライセンスが有効です。まずは、宅建にくわえて、他の資格を取得するメリットをふたつ紹介します。

専門知識が拡大する

不動産と関係の深い資格は、宅建以外にもたくさんあります。それらの資格を取得すれば、不動産の専門知識をより拡大させることが可能です。

また、不動産の売買や契約など取引まわりで役立つ資格を持っていれば、業務の幅も広げられます。

競合他社と差別化できる

人は有資格者に信頼を抱きやすくなる傾向があります。顧客が複数の不動産仲介業者から相談先を決めるとき、他社にない情報を扱っていれば、顧客から信頼を得られます。

このように、宅建とのダブルライセンスは、信頼度や集客力を向上させたいときに効果的です。また、資格取得によって幅広い業務を請け負えるようになれば、一顧客あたりから得られる報酬の単価アップも期待できます。

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宅建とダブルライセンスにおすすめな4つの資格

資格は取得して終わりではなく、仕事に活かす必要があります。そのため、まずは自分が携わりたい仕事の方向性を明らかにすることが大切です。

また、資格取得には勉強時間の確保が必要であり、難易度も資格によって差があります。現状の働き方を継続しながら、目的とする資格を取得できるか検討しましょう。その上で、宅建と相性の良い資格を4つ紹介します。

ファイナンシャルプランナー

住宅購入はライフプランを考える上で重要なイベントであり、ライフプランニングと不動産は親和性が高いです。人生設計まで具体的なアドバイスができるようになる点で、ファイナンシャルプランナー(FP)と宅建は相性が良いといえます。

なお、FPの3級までは独学により取得が可能とされています。必要な勉強時間や試験の内容は下記のとおりです。

勉強時間の目安

FP3級に合格するために必要な勉強時間は、30〜100時間程度といわれています。なお、試験では過去に出題された問題も多く流用される傾向にあります。

実技試験もある

FP試験は、午前に学科試験、午後に実技試験が行われます。実技といっても、FP3級では論述や口述問題などではなく、筆記のみです。学科試験と同様の範囲から問題が出るため、試験勉強をきちんとしておけば実技試験もクリアできる可能性が高いといえます。

試験日程はFP協会で確認できる

2023年度におけるFP3級の試験日程は、以下のとおりです。なお、最新の試験日程は、日本FP協会のWebサイトで確認できます。

第1回 2023年5月28日(日)
第2回 2023年9月10日(日)
第3回 2024年1月28日(日)

受検申請期間や合格発表日の情報もあわせて記載されているので、一度確認してみてください。試験日を確認し、計画的に試験勉強を進めていきましょう。

不動産鑑定士

不動産がもつ価値を適正に鑑定するのに必要な資格です。不動産のコンサルティングや評価ができるようになるため、仕事の幅が広がります。

試験内容は宅建の試験と一部重複しているため、知識を流用できる点で、ダブルライセンスとして適しているといえます。なお、2022年は871人が不動産鑑定士の試験を受け、うち143名が合格しました。合格率は16.4%です。

勉強時間の目安

不動産鑑定士の試験合格に必要な勉強時間は、2,000〜3,700時間といわれます。勉強を開始してから受験するまでの一般的な期間は1年半〜2年です。

1年半を約550日とし、1日5時間勉強すれば合計時間は2,750時間になります。膨大な時間が必要にはなりますが、資格取得により得られるものも多くあります。

試験制度が2段階式

不動産鑑定士の試験では、まず短答式試験が実施され、これをクリアした人のみ次の論文式試験に挑むことが可能です。

なお、両試験は同じタイミングで合格しなくてもよく、短答式試験に合格した日から2年以内は論文式試験を受ける権利が残り続けます。よって短答式試験に1回合格すると、その年と翌年、翌々年の計3回は論文式試験に直接挑戦できるわけです。

試験日程

2023年の不動産鑑定士の試験日程は、以下になります。

短答式試験 2023年5月21日(日)
論文式試験 2023年8月5日(土)~7日(月)

ただし、2023年の受験願書の受付期間はすでに終了していますので、上記日程はあくまで参考に、毎年同時期に試験が行われていることを把握しておきましょう。

最新の日程は、国土交通省のWebサイトから確認できます。

司法書士

宅建の取得者が別業種へのステップアップを目指すとき、選択肢としてよく挙げられるのが司法書士です。

司法書士の資格を持っていると、不動産取引の際に行う不動産登記の手続きを自分で完結させられるのが大きな強みとなります。

2022年の司法書士の合格率は5.18%で、難易度はかなり高いです。勉強時間の目安は3,000時間で、受験に合格できるだけの知識を得るには3〜5年が必要といわれます。

さらに、司法書士試験を受けるにあたっては、幅広い分野の勉強が必要になります。しかしその一部は宅建の試験で出題される内容と重複しているため、宅建の取得時に学んだことを活かせるというメリットがあります。

試験日程は、例年7月の第一日曜日と決まっており、2023年の司法書士試験の日程は、7月3日(日)です。

参照:司法書士試験(法務省)

行政書士

司法書士と同じく、宅建と試験の範囲が重複しているのが行政書士です。宅建の資格取得にあたっては民法についての勉強が必要になり、この知識を行政書士の試験でも活かすことができます。

行政書士の主な仕事は法律に関わる書類を作成することと、役所に対して申請を行うことです。また、合格難易度も宅建と同レベルといわれています。

なお、必要な勉強時間は500〜800時間で、2022年の合格率は12.13%です。

参照:一般財団法人 行政書士試験研究センター(一般財団法人行政書士試験研究センター)

まとめ

宅建とあわせてほかの資格を取得すると、業務の幅が広がったり、他社と差別化が図れたりと多くのメリットを得られます。各資格の試験に合格するためにはある程度の努力が必要ですが、ステップアップを目指すときにダブルライセンスは大きな強みになるはずです。

ダブルライセンスにおすすめの資格は今回紹介した通りですので、自分にどの資格が合いそうか検討してみてはいかがでしょうか。

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株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人株式会社いえらぶGROUP

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