不動産のVR内見とは?メリットや活用事例を解説

目次
VR内見というと、まだ耳慣れない方も多いかも知れません。
しかしVRは、不動産の成約数と日常業務を大きく進化させうる技術です。
そこで今回は、不動産のVR内見とはどんなものか、メリットや活用事例も解説します。

不動産会社が提供するVR内見とは?
まず、不動産会社の提供するVR内見とはどのようなものかについてご説明します。
VR内見とは?
VRとは「バーチャル・リアリティ」の略で、日本語で仮想現実と訳されています。
VRの技術で作成された画像を、VRコンテンツといいます。
VRコンテンツの内見とは、お部屋をパノラマ撮影した画像を、間取り図を参照しながら、現実に物件にいるかのように仮想体験できるものです。
ここ5年ほどで急速に進化し、不動産業の物件紹介用コンテンツとしても、実用度が高まりました。
広角レンズや魚眼レンズの丸くゆがみ気味だった視野が、自然でまっすぐな形になり、導入に要する機材の価格も、数万円程度にまで下がりました。
VR内見制作の流れ
VR内見のコンテンツ作成は以下のようにとても簡単で、作成自体に特別なコツなどは不要です。
・パノラマ画像を撮影する
・ポイントごとに間取り図上の位置を指定する
・ホームページやブログ、SNSに公開
お客様の問い合わせ対象になると思われる点を事前に意識して、画像で分かるように撮影して作成します。
VR内見の利用方法
前述のようにVRコンテンツは一度の撮影で簡単に作成でき、パソコンやスマートフォンのホームページで、チラシのQRコードから簡単に見てもらうことができます。
お客様はマウスや指先の操作で間取り図を移動し、連続したお部屋の景色や設備の状況を見ることができます。
お客様はこのVR内見で分からなかった、気になった情報だけを不動産会社へ問い合わせすれば良いことになります。

不動産会社がVR内見をおこなうメリット
不動産会社がVR内見を提供することで、お客様、不動産会社の双方にメリットがあります。
反響数と成約数のアップ
まず、リアルの現場内見件数が減るのと同時に、反響率は150%アップ、来店率も110%アップします。(弊社調べ)
VRコンテンツで、お部屋の具体的で分かりやすい情報付き物件を数多く見られる不動産会社は、それだけ具体的なニーズを喚起しやすいことでしょう。
間取と内外観写真1枚づつ、というような物件情報と比較すると、反響率の差はかなりなものとなります。
また、VRのもっとも分かりやすい成約数アップの支援要素は、居住中でも内覧可能となることです。
退去が決まっている部屋の早期募集も、事前に撮影したVRコンテンツがあれば、現状で内見をお願いしなくとも、新しい入居者候補の方がお部屋を検討出来ます。
遠方に住む入居者のご両親が契約者の場合も、VRでお部屋確認ができれば、成約の了解が出しやすくなるのです。
現場にいかずに物件の確認ができる
現在必要とされる内見の大部分は、VRに代替できる可能性が高いです。
たしかに契約の決定打として、実際のお部屋を見たいという需要はあり続けるでしょう。
しかし、お客様も時間をかけて沢山の物件を回ることは望まない場合が多いので「確認ができればいい」という物件はVRで内見できた方が、効率の良いお部屋探しができます。
写真では伝わりづらく、通常であれば問い合わせの対象になるコンセントの位置などの情報も、VRなら把握できるため、その分問い合わせや現場確認がなくなります。
現場内見やお問い合わせの回数が減ることの、不動産会社のメリットはいうまでもないでしょう。
業務効率がアップし、その分を大事な追客や接客活動に充てることが可能です。
以前は、細かいお問い合わせや現場内見がきっかけで仕事につながるという考え方がありました。
しかし近年は、お客様が来店前にかなりのことを自分で調べて判断し、不動産会社には専門的なアドバイスを求められることがほとんどです。
営業の手腕が発揮されるのはその状態から、というのが、近年の傾向ではないでしょうか。
時間とお金の節約になる
リアルな内見の件数の減少は、お客様と不動産会社の双方にとって、時間と交通費の節約になります。
遠方のお客様や、会社から遠方の物件に関しては、このメリットはさらに大きなものとなります。
また、内見予定のスケジュール合わせも不要で、すぐお部屋の様子の判断ができます。
実際にVR内見の導入が進むと、いままでのリアルな意見主体だった頃とのコスト差を実感されることと思います。
非接触で接客ができる
コロナ禍の状況もまる2年が経過し、非接触のビジネス様式が定着した感があります。
当初はコロナが終わったら元に戻るといわれていたリモート接客やリモートワークも、その合理性が認められて、標準になっていく流れでしょう。
非接触でのVR内見は、顧客サービス向上要素として、前述のような時間やコスト面以外に、コロナ対策という顧客メリットにも対応できることになります。
以下記事では、VR内覧導入のデメリットやメリットを詳細に紹介しています。ぜひこちらもご参考ください。 https://ielove-cloud.jp/blog/entry-03738/

VRコンテンツなら、いえらぶCLOUD
いえらぶCLOUDのVRコンテンツ機能は、3ステップのかんたんなコンテンツ作成と高い反響率が自慢です。
かんたんコンテンツ作成でホームページ公開
コンテンツ作成の方法はとても簡単で、パノラマ画像と、間取り図上の位置を指定して、生成されたアドレスを公開してアップロードするだけです。
作成したデータは、いえらぶCLOUDの物件データベース内で、物件情報と一緒にクラウドで一元管理されます。
一元管理だからこそ、完成したVRコンテンツはホームページだけでなく、チラシにもすぐ反映させることが可能です。
再生するのに特別なアプリは不要で、アドレスを開くだけでコンテンツを見ることができるため、メールにアドレスを貼ったり、QRコードでチラシに貼り付けたり、SNSでの公開もできます。
高い反響!~利用事例~
いえらぶCLOUDのVR内見の活用で前述のように、反響率は150%、来店率も110%にアップします。
以下、ご利用頂いたうえでの活用事例をご覧ください。
「限られた人数で業務を運用しているので、繁忙期の内見数が減ったことで、成約数を増やすことができた」
「家具付きのマンスリー賃貸物件は、家具とセットでお部屋のイメージがよりつかみやすく、VR内見だけでの成約が非常に増えた」
「Web接客やオンライン契約と組み合わせ、1案件あたりの業務効率がどんどん上がり、お客様にも喜ばれており、地元テレビで紹介された」
「地方からの学生さんのご両親と連絡を取りながら、VR内見、契約と一日で済ませ、必要書類も全てメール添付で瞬時にやりとりできた」
「VR内見後のお客様に、物件や周辺環境の補足説明のメールを送ったら、それだけで契約となった」
お客様から感謝の言葉を頂いた例が数多くあるようです。
※活用事例はこちらもご覧ください。
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まとめ
不動産のVR内見とはどのようなものか、メリットや活用事例について解説しました。
VR内見を有効活用できれば時間とお金の節約になるだけでなく、反響数や成約数の向上に大きく貢献させることが可能です。
VR内見をフル活用した集客戦略のために、是非いえらぶCLOUDをご検討ください。
