不動産ポータルサイトとは?選び方やメリット・デメリットを解説!
▼効率よく反響が取れる方法を探している、という方へ
貴社に合ったポータルサイトを資料で確認する
ほとんどの不動産会社が物件広告に利用されているポータルサイトですが、あらためてどんな役割があり、各社どんな違いがあるのでしょう?
そこで今回は、不動産ポータルサイトとはどのようなものか、メリット・デメリットや活用方法を解説します。
不動産ポータルサイトをよく知って、有効活用しましょう!
不動産ポータルサイトとは?仕組みについて
ポータルサイトとは「玄関・入り口のページ」の意味で、たとえばYahoo! JapanやAmazonもポータルサイトと言えます。
不動産ポータルサイトの仕組み
不動産ポータルは広告、お客様からの反響を得るほか、自社Webページに誘導する役割を持ちます。
不動産業者が物件情報をポータルサイトに掲載すると、お客様がたくさんの物件の中から検索・比較したうえで、該当する物件の問い合わせをします。
問い合わせは掲載した会社にじかに届き、質問への回答や、内覧の日時調整をおこなうという流れです。
ビジネスモデル~料金体系など~
不動産ポータルサイトの掲載料金の体系には大きく2つあり、基本料金のほかに「物件の掲載件数一件につきいくら」と「反響一件につきいくら」に分かれます。
掲載件数を決めて月額いくらで契約してから、掲載したい件数が増えた場合も、掲載数の枠は簡単に増やせます。
ポータルサイトは意外と多くの機能が備えられているので、「どう記入すれば反響が増えるか」というセオリーがあります。
たとえば、写真点数は極力多く、物件の特徴のチェックマークも極力たくさん付けるなどが基本ですね。
担当営業の方に相談すると、他にもいろいろとノウハウを教えてくれます。
自社ホームページとの違い
ポータルサイトは広告看板、自社ホームページはもう一つの店舗にたとえられます。お客さまはポータルで心に決めた物件に関して、次に不動産会社のホームページを見ます。
ポータルサイト掲載の最大の目的は、膨大なアクセス数を背景に自社の存在や、推し物件をアピールして集客につなげることです。
次に自社のホームページでは、会社の姿勢や得意分野、地域性、スタッフの人柄などをアピールし、「ここなら安心だから相談しよう」というクロージングを促します。
物件のより詳しい情報や、ポータルに掲載外の物件情報も、見てもらうことになります。ポータルサイトからより、自社のホームページからの反響がメインとなるのは、お客様のこの行動のためです。
不動産ポータルサイトを使い分ける
各不動産ポータルサイトはそれぞれに特徴や強み、機能に差があるので、各社に繰り返し検索をかけてみると、さまざまなことが分かります。
自社の物件ラインアップや特性に合わせて、ポータルを使い分けるのも有効な手段です。
「このエリアの中古マンションが少ないからここに入れよう」「ここのポータルのこの種別は平均相場よりも高めの物件が多い」などの使い分けです。
▼効率よく反響が取れる方法を探している、という方へ
貴社に合ったポータルサイトを資料で確認する
不動産ポータルサイトのメリット・デメリット
不動産ポータルサイトの利用には、メリットだけでなくデメリットもあります。
不動産ポータルサイトのメリット
アクセス数・物件数の多さ
お客さまにとってのメリットである「多くの物件が一度に見られる」という点は、実は自社Webページの力を補完することになります。
アクセス数も掲載物件数も多いため、自社のWebページからよりも、物件にたどり着く確率が上がるわけです。
条件検索・比較がしやすい
細かい条件で検索がかけられ、物件の比較ができるため、お客さまは希望の条件に合った物件を早く探せます。
これは言い換えれば、予備知識なしで来店されたお客さまと違い、問い合わせを受けた時点で、物件への取引意思が比較的固まっていることを意味します。
くわえて、地域の相場感やおおよその費用総額も把握していることが多いので、接客がしやすくなるという効果もあります。
会社の存在を知ってもらえる
活字の情報誌が主流だった時代は困難だった情報拡散も、不動産ポータルサイトの活用で「ここのエリアにこのお店がある」というのをアピールできます。
仲介会社にAD(広告宣伝費)を支払って、ポータルの掲載を任せきりにすると、自社の存在がアピールできなくなりますので、要注意です。
不動産ポータルサイトのデメリット
掲載料金が高額
できればたくさんの物件を出したい反面、どのような料金体系でも掲載数は金額に比例します。
その結果、「決めたい物件」「強い物件」を優先せざるを得なくなります。
入力やメンテナンス作業が面倒
ポータルサイトでも、複数のサイトに登録することがあります。
載せる数に比例して入力作業の手間は増え、成約や価格変更などのメンテナンスも残業の原因となっています。
同一物件が多数出ている・内容が薄い
物件の掲載数が多いことはメリットである反面、不動産会社・お客様の両方にデメリットにもなります。
多数の物件を載せる関係で掲載フォーマットに制約があり、掲載物件の性質によっては情報が薄くなる場合があるのです。
また、広告運営である以上仕方ない面もありますが、同一物件がたくさん出ていることは、お客様には不便ですね。
▼効率よく反響が取れる方法を探している、という方へ
貴社に合ったポータルサイトを資料で確認する
不動産ポータルサイトの選び方
よく利用されている不動産ポータルサイトを、その特徴や料金体系などのメリット・デメリットで比較しますので、選び方の参考にしてください。
不動産ポータルサイトの違いの例
SUUMO
リクルート社の運営するポータルで、掲載物件数は750万件と現在独走中です。
料金体系は「従量課金制」がメインで、掲載物件数で枠を決定するため、かける予算が決めやすいです。
テレビなどの既存メディア、連携の他サイトやSNSへの広告も多く、多角的な集客が可能なことがセールスポイントとなっています。
HOME’s
株式会社LIFULLの運営で、掲載数は約500万件です。
課金は「反響課金制」=問い合わせが発生した時点で料金が発生する仕組みです。
問い合わせがなければ料金も発生しないかわりに、「強い」一つの物件に問い合わせが集中すると、重複して料金が発生する点、選び方が難しいです。
ほかのポータルと比較して投資物件の情報掲載数が多く、注目が集まっています。
at home
アットホーム株式会社の運営で、テレビCMなどを目にする機会が多く、サイト宣伝体制も万全です。
掲載店舗数は59,000と、ナンバー1をうたっており、掲載物件は都心だけでなく郊外・地方の物件に強い体制です。
また全国加盟店間の物件流通のatbbから、レインズや宅建協会のハトマークサイトへの物件情報の直接同期が可能です。
いえらぶポータル
いえらぶの物件検索は、不動産ポータルサイトとして好評をいただいているほか、さまざまな集客のチャンネルを持っています。
2021年の年間掲載物件数は約650万件、ユニークユーザーは1,140万人、訪問回数は1,370万回となっています。
マンション口コミ・不動産相談・不動産スタッフ検索ほか多機能で、月間350万PVを獲得している「住まいの総合ポータル」です。
いえらぶCLOUDご利用の場合、物件掲載はなんと無料です。
いえらぶCLOUDで自社ホームページも充実を!
前述のように、最終的には自社ホームページこそが集客の要となります。
いえらぶGROUPでは、反響を取るための不動産ホームページ作成、その他コンテンツマーケティング、SEO対策、記事執筆代行など総合的にサポートしています。
さらに、不動産ポータルサイト連動機能を活用すれば、複数の物件ポータルサイトのご利用もワンクリックで掲載・メンテナンス可能なので、業務効率が一気にアップします!
その他、顧客情報管理・Web集客・電子契約などで、業務効率化や反響率アップを実現する、賃貸・売買・管理全対応のオールインワンシステムです。
不動産テックの導入は、いえらぶCLOUDをご検討ください。
まとめ
不動産ポータルサイトとはどのようなものか、メリット・デメリットや最新の活用方法を解説しました。
これを機にポータルサイト、自社ホームページ、いえらぶCLOUDの3つの相乗効果を検討されてはいかがでしょう。
▼効率よく反響が取れる方法を探している、という方へ
貴社に合ったポータルサイトを資料で確認する