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【アフターコロナ】テレワークで生まれた住み替え需要を捕まえる5つの方法



2020年5月5日の日経新聞に「世界の観光地、コロナ後にらみ争奪戦 日本は出遅れ」と言う記事がアップされています。世の中は自粛ムード一色です。ですが今こそ、観光地にとって集客の好機だと考えて発信力を磨く国や地域があるとのこと。「コロナが落ち着いたらどこへ行こうか」と調べたくなる時期なのだそうです。

日本の不動産でも同じ事が起きようとしています。

きっかけはテレワークです。今回、テレワークを初めておこなった人が、テレワークの問題点と快適だったという部分に、気がつきはじめています。この問題になるところを、どうにか改善しなければならないので、その為の住まい探しを既にネットで調べ始めていると予測されます。上記画像の通りグーグルトレンドというツールで確認すると、ここ数日、「SUUMO」「スーモ」「ホームズ」「アットホーム」の各キーワードが上昇傾向にあります。「不動産」で検索している人は増えていませんが「賃貸」で検索している人は増えています。

またリノベるJOURNALの2020年5月1日の「テレワークを快適にするコツとは?リノベーションで働き方改革!」の記事によると、自宅のどこで仕事をしているかを聞いたところ、最も多かったのは「ローテーブル」(36.6%)次いで「ダイニングテーブル」(35.7%)と「ソファ」(30.4%)という結果が出ています。「個室のワークスペース」が27.7%に留まります。「床の上」「ベッドの上」という人まで居る状況です。個室のある人は個室、ない人はリビングやダイニングで仕事をしているようです。仕事部屋に出来る部屋がある物件を探し出すのも当然でしょう。

また自宅で仕事をする場所や設備などで困ったことで最も多かったのは、「家族の声や生活音などの音が気になる」(43.4%)とのことです。更にテレワーク中にテレビ会議、電話会議をおこなった人の25%が「家の中が見られるのが気になる」と答えています。

まとめるとかなり多くの人が今の住まいではリモートワークは対応出来ない部分があると感じているということです。これにより、住まい探しを始めるのは当然の流れでしょう。

また、逆にテレワークのメリットとしては、下記の声が上がっています。

・会社で仕事しているより、雑用から解放されて集中出来るので仕事がはかどる
・通勤が無くて楽

会社側としても、都内の一等地に広いオフィスを持っている意味を考えだしています。社員が会社で働いている時よりテレワークで働いている方が利益を出す事が分かった企業は、コロナ禍が収束しても今までのような働き方に戻そうとはしないでしょう。切符で電車に乗れる事は知っているが、交通系ICカードが一般化した社会でわざわざ切符を買う人はほぼ居なくなったのと同じです。知ってしまった以上、人間は元の世界には戻れないのです。よってこれからの不動産会社はテレワークに対応出来る企業にならざるをえません。

例えばシングルのサラリーマンが現在、都内で8万円の家賃で20㎡程度のところに住んで居て、都内に住んでいる必要は無いのではないかと考えたとします。好きなサーフィンが出来る湘南エリアに住んでみても良いのではないかと考えたとします。試しにSUUMOで藤沢を検索してみたら、半額の4万円で25㎡を超える物件が出てきます。8万円出せば相当良い物件に住めると気がつくのです。

そこで不動産会社がやらなければならないことは次の5つです。是非、参考にしてみてください。

1.エリアの物件相場に関する記事のページを設置
2.エリアに関する記事のページを設置
※人口、世帯数、面積、市区の財政、特産品、祭り、行事、出身著名人、気候、産業、公共料金、ゴミ関連情報、火災件数、犯罪件数、公民館の数、郵便局の数、公園の数、図書館の数、結婚・出産祝い制度の有無、育児助成の有無、保育園の数、教育関係の情報、エリア内の大学に関する情報、学校の数、インターネット設備状況、医療・福祉情報、病院数、医師数、市区の医療情報、住宅取得の助成金制度、移住支援鮮度
3.ファミリーでこのエリアに住むのであれば、どのようなメリットがあるかを記載したページの設置
4.シングルでこのエリアに住むのであれば、どのようなメリットがあるかを記載したページの設置
5.上記の4つのページを動画で説明してYouTubeでもアップする

アフターコロナに対応した不動産会社になれるかどうかは今からがスタートで先行している企業はほぼ居ない状況です。それ以外の事であれば、中々、先行している会社に追いつき追い抜く事は出来ません。例えば既にYouTubeを活用してエリアの物件を1,000戸アップしている会社を追い抜くのは大変な事ですし、先行している会社が更に物件をアップすれば先行する会社の背中は近づいてきません。

ただ、アフターコロナ対応出来るかどうかは今、始まったばかりです。ピンチをチャンスに変えていきましょう。

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この記事を書いた人いえらぶコラム編集部 谷

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いえらぶの前はtoCの営業を5年経験。いえらぶ社員として10年以上経過。累計不動産会社訪問件数3,000件以上。協会団体、ポータルサイト、不動産関連商品会社との渉外対応多数経験。自主管理一棟アパートオーナーとしても5年以上経過。

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