不動産会社のWEB集客を成功させるポイントを集客できない理由と合わせて解説!
目次
不動産会社の集客は近年すっかりWebが中心ですが、その方法も技術の進歩とともに少しづつ変わってきました。
まずは、うまく集客できない理由を整理したうえで、最新の状況にあてはめて改善していく必要があります。
今回は、Webをフル活用した集客の方法について解説をします。
「うちは大丈夫!」という方もぜひお読みください。
不動産の集客方法~集客できない理由とは?~
反響を取るためには、地域で数ある不動産会社のなかから、お客さまに選ばれる理由が必要なのですが、そこがうまくできない理由とは、何なのでしょうか?
<物件情報が埋もれてしまっている>
物件情報の流通がゆたかになった分、同じ物件の情報が多数出回るなど、物件から反響に結びつけるのが難しくなっています。
そのため、媒体に載せているだけと情報が埋もれてしまう確率が上がってしまったのです。
どのような方にどのような物件が求められているのか、物件のどのような情報が求められるのかの分析をおこない、発信する情報に反映させていく必要が出てきました。
<載せている物件情報が古い>
お客さまは会社ごとの比較が容易になったことで、物件情報の成約済み対応や、賃料改定などがおこなわれていないことを敏感に感じ取り、より情報が新しい会社を選びます。
繁忙期ほどその目はシビアになるため、忙しいなかで効率よく情報更新をおこなっていくことが必要になってきたのです。
後述しますが、こまめな更新をおこなうことでSEO上も有利になり、ホームページへのアクセスが増えます。
<親しみやすさがない>
不動産会社は今でも「専門知識が多く難しい」「なんとなくこわい」というイメージを持たれる方がおられます。
お客さまは「自分のために親身になって物件を探してくれるか」「わかりやすく説明してくれそうか」ということを、来店前に判断したいのです。
会社の方針や、スタッフと社内の雰囲気を伝え、安心感を生み出すことが必要です。
<他社との差別化要素がない>
これはなかなか難しい点かもしれませんが、「ここへお願いすれば、自分の探しているような物件が他よりもたくさんありそうだ」と思ってもらえる点があれば、大変有利です。
そのための品ぞろえや、方向性を打ち出すことは、お客さまに選ばれる要素です。
このように、お客さまは行動を起こす前に物件の候補と、不動産会社のポイントを比較しています。
不動産の集客方法はWebが重要!その理由とは
不動産業に限らず、企業がWebにホームページを所有するだけでなく、SNSを利用して会社や商品の魅力を発信したり、直接販売する時代です。
「不動産は高額商品だし、ネットで売ることに抵抗がある」と思われるかもしれませんが、不動産は「Webで売る」のにきわめて適した商品・サービスです。
<インターネット上で物件を探すお客さまが多い>
インターネット以前の時代は、電話問い合わせか、来店からすべてが始まりました。
しかし現在は、athomeなどのポータルサイトを通じて多数の物件からの比較のうえ、自社ホームページでの詳しい情報をもとに、事前に検討をするのが当たり前になりました。
国土交通省はインターネット利用の物件探索を「4割程度」と発表していますが、実情ではそれよりはるかに多い点は、多くの方が感じていると思います。
<情報が拡散されやすい>
Webに掲載した情報は、googleなどの検索エンジンや、TwitterなどのSNSを通じて、自動的に拡散していきます。
その状況に対して支払う広告費はゼロです。
Webには有料でおこなう広告もありますが、ホームページやブログを更新して、その成果がうまく拡散できれば、その経費は人件費のみなのです。
その更新作業の効率を上げられれば、人件費まで圧縮できます。
<お客さまとコミュニケーションが取れる>
売買取引のお客さまは検討期間が長いため、新しい物件情報を絶えずチェックしてもらえる手段が必要ですが、その点Webは有効です。
新しい情報にくわえて、専門的な知識からのアドバイスを発信して、信頼感の下地をつくります。
賃貸のお客さまは、最近借り手優先の市場となってきている関係で、「安くて条件が良ければ何でも良い」というのではなく、条件にこだわって探される傾向が強まっています。
比較的短い期間にしっかりコミュニケーションを取り、追客をするきっかけとして、Webでの情報発信を活用します。
<反響営業・マーケティングもできる>
また、Webは、希望条件を固められている途中のお客さまへの反響営業をおこないやすいです。
来店するのは気が重いお客さまに、相場や環境、ローンや保証の基本的な属性などをメールなどで気軽に相談してもらえれば、追客の下地にすることができます。
さらに、ポータルやホームページへのアクセス状況を確認することで、物件への指向、お客さまのニーズの分析をすることもできるのです。
不動産でおすすめのWeb集客方法4選!
では具体的に、どのようにWebで集客をするか、おすすめの方法をご紹介します。
<ポータルサイトへの情報掲載>
ポータルサイトは各社がエリア内で物件を掲載するので、以下の点に注意すれば、他社よりも有利となります。
掲載数を増やす
鮮度の高い物件を掲載する
自社ならではの物件を掲載する
ポータルに掲載していることでお客さまの安心感も形成しつつ、自社のホームページへ誘導するといった、自社をよく知ってもらうための工夫も必要ですね。
<自社ホームページの集客>
自社のホームページは、ブランドイメージ、得意分野のアピールやスタッフへの安心感、ポータルに掲載しない物件の情報を発信します。
お客さまは自社ホームページの情報まで確認したうえで、問い合わせをする会社を決めるので、「もうひとつのお店」という認識で、デザインや掲載情報、更新にこだわります。
<ブログからの情報発信>
Googleからのアクセスを増やし、反響数を増やすためには、以下が重要です。
豊富な情報量
こまめな更新頻度
スタッフが安心して相談できる人たちかどうか
これらの要素のすべてに応えることができるのが、ブログの更新です。
ホームページやSNSの内容との連動も意識して、物件情報、地域情報、スタッフ日記、不動産取引の知識などを更新していきましょう。
<SNSからの情報発信>
FacebookページやTwitter、YouTubeなどのSNSは、情報の拡散効果が非常に高く、ブログやホームページへ導くこともできます。
さっと目を通してわかりやすく、喜ばれる内容を発信するよう心がけると、フォロワー(常時チェックしてくれる方)が増えてきます。
SNSはそれぞれ対象年代が異なっていたり、流行りすたりもありますので、そのあたりの点も意識して、上手に活用しましょう。
このほか、おもに売買のお客さま向けにホームページ会員(限定物件公開)やメールマガジン配信などの手法も有効です。
そして、Web集客を効果的かつ効率的におこなうために、いえらぶCLOUDをおすすめします。
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まとめ
不動産の集客がうまくいかない理由、Web 集客の重要性とWebでのおすすめ集客方法について解説をしました。
時間と予算に限りはあるなか、Webをうまく利用することで、効率を重視しながら集客に最大の効果をあげていきましょう!