賃貸管理

外国人入居者を受け入れる体制を整えよう!②

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前回の記事では、日本に住む外国人の増加に伴って、管理会社も準備が必要になってくるという話をしましたね。

今回は、外国人が入居したときに想定されるトラブルとその対策方法についてまとめていきたいと思います。

新たなことにチャレンジするときは仮説を立て、対策を持ったうえで始めるとうまくいきやすかったりします。

外国人を受け入れるための予習をしていきましょう。

外国人とうまく意思疎通ができない男性

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外国人入居者を受け入れることで起こりそうなトラブルとは?

前回の記事でも述べたように、外国人入居者を受け入れるということは、それなりにリスクもあります。

言葉が通じず、ルールを守ってもらえなかったり、文化の違いから近隣の住民やほかの入居者とトラブルになったりします。

それでは具体的にどんな問題が起こりうるのか見てみましょう。

①家賃滞納

このトラブルは、外国人に限らず起こるトラブルではあります。

外国人だから滞納が多いというわけではありません。

滞納が起こってしまったときの督促業務が、日本人と同じようにはいかないという点で、大変さがあると思います。

日本語を覚えたての外国人の方にとっては、督促状のような文章は理解するのに時間を有します。

空室対策として入居を受け入れ、満室経営を実現したはいいものの、滞納分を回収できないと、外面だけの満室経営になってしまいます。

②ゴミ捨てのルールを守らない

日本と海外ではゴミ捨てのルールが違います。

ゴミの分別がない国もたくさんあるそうです。

また、ゴミ捨ての際に、水気の多い生ゴミは袋を二重にするというような、配慮も外国にはないかもしれません。

日本の場合、分別ができていない、定められている時間外に捨てられたごみの場合は、回収してもらえず、ゴミ捨て場に置きっぱなしにされてしまいます。

そうなれば、不衛生ですし、近隣住民からの苦情も来たりします。

③突然の退去

家賃滞納の場合は、まだ支払ってもらえる可能性があります。

しかし、音信不通になり部屋に確認しに行ったところ、いなかった・・・というケースもあるそうです。

しかも、退去していることに気づくのは滞納から3か月や4か月後くらいが訪問回収のタイミングになることが多いので、気づいたころにはもう手遅れの場合がほとんどです。

家賃も回収できないうえに、荷物の片づけや部屋のクリーニングは全てオーナー持ちになってしまいます。

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対策方法は?

上のような問題の対策を考えてみましょう。

①の滞納のトラブルに関しては、督促状を英語のものを用意しておくのがいいのではないでしょうか。

英語であれば、多くの人が理解できると思います。

地域によっては、インドの方が多かったり、中国の方が多かったりというのもあると思うので、それに合わせた言語の督促状を準備するといいのかもしれません。

②の対策としては、イラストのゴミ分別表を用意したり、いろんな言語に対応した分別表を用意したりするのがいいかもしれません。

また、入居者間の交流も兼ねて、マンションの入居者を集めてのルール勉強会を開いてもいいと思います。

③の場合は、無断退去をした場合は入国管理局もしくは母国の大使館に連絡するということを伝えておくと可能性は低くなるはずです。

厳しく聞こえるかもしれませんが、管理会社はオーナーから預かった物件の管理と経営の手伝いです。

その業務が脅かされる危険が少しでもあるのなら、それに対する対策は万全にすべきではないでしょうか。

まとめ

今回は、外国人の入居を受け入れた場合に想定されるトラブルの紹介と対策方法について紹介しました。

受け入れの準備で優先的に行った方が良いのは、多言語の資料や契約書を用意することではないかと思います。

言いたいことが伝わらない、言っていることが分からないというのはお互いにとってストレスになります。

契約の時に、わからないことがないように、外国人の方に寄り添うようなスタイルを心がけると、外国人の入居者を受け入れたとしても、トラブルを少なくすることができるのではないかと思います。

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株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人株式会社いえらぶGROUP

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