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アパート・マンションの掃除は管理会社がやるべき?掃除の種類や料金相場を紹介

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縁の下の力持ちといったポジションの賃貸管理ですが、さらに物件の清掃に関しては、日常で触れられることはあまりありません。しかしこの賃貸マンションやアパートの日常清掃は、空室を減らして経営を安定させていくうえでも、重要な役割を果たします。

そこで今回は、賃貸管理の日常清掃とはどのようなものか、誰がおこなうのかや、その重要性について解説します。賃貸管理の作業を見直したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

アパート・マンションの掃除ついて

アパートやマンションの管理において、清掃業務は非常に重要な役割を果たします。

物件の清潔さを維持することは、入居者の満足度向上や物件の価値維持に直結するため重要です。

不動産管理会社が行う清掃業務には大きく分けて3種類あり、物件の状況や管理方針に応じて使い分ける必要があります。

日常清掃とは

日常清掃は、建物の内部および周辺環境の景観維持と衛生管理を目的として行う業務です。その名の通り、頻繁に行われ、細かな部分まで手入れされます。

清掃対象は通路やエントランスの床、トイレ、ゴミ収集場所などが含まれます。使用する清掃道具としては、掃除機、ほうき、ちりとり、ブラシ、タオルなどが一般的です。

日常的な軽い掃除がメインなので、中性洗剤を使用することが一般的であり、強い刺激を与えることなく効果的に清掃します。

しかしながら、日常清掃ではこびりついた頑固な汚れを完全に取り除くのは難しい場合があります。そのような場合は、定期的な専門業者による清掃依頼が推奨されます。

定期清掃とは

定期清掃は、日常清掃では取り除けない頑固な汚れを除去するための清掃業務です。通常は月に1〜2回の頻度で行われますが、企業や清掃箇所によっては半年に1度の頻度で行う場合もあります。

清掃に使用する道具は、日常清掃とは異なり、ポリッシャーや高圧洗浄機などの専門の業務用具が使われます。また、中性洗剤では落としきれない汚れに対処するため、アルカリ性や酸性の強い洗剤が使用されることがあります。

そのため、専門的な知識や適切な研修を受けた清掃スタッフが必要であり、通常は専門の清掃業者に依頼されます。

特別清掃とは

特別清掃は、日常清掃や定期清掃では十分に対処できない、長期間蓄積した頑固な汚れを除去するために行われます。

頻度は年に1〜2回が一般的です。これにより、日常清掃や定期清掃では解決できない深刻な汚れや劣化を適切に管理し、建物の品質と環境を保つことができます。

主な作業内容としては以下の通りです。

・屋上清掃
・屋上の排水管の洗浄
・床面剥離洗浄
・床面剥離洗浄ワックス塗布
・高所の窓の清掃
・外壁清掃
・看板清掃

業務用の専門道具や適切な洗剤を使用して汚れを除去します。特に屋上清掃や高所の窓清掃など、安全性が要求される作業には専門知識と技術が不可欠です。そのため、特別清掃は信頼できる清掃業者に依頼することが推奨されます。

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賃貸管理の日常清掃は誰がおこなうの?

賃貸管理の日常清掃は誰がおこなうの?

賃貸物件の日常清掃は、専門業者への依頼でおこなうだけではありません。

管理会社 

日常清掃は管理会社のスタッフ、あるいは部署や系列会社で担当している場合も多いですね。

管理会社のスタッフが加われば、日頃から各物件の状況をチェックしやすくなり、電灯やそのほかの設備の不調にも気付くことができます。

また、自社物件では経費を抑える効果も出てきます。

大家さん

物件のオーナーが日常清掃に加わって、日頃から物件の様子をよく見ているというのは、良いことでもあります。設備の更新や、外観の補修などについて、管理会社と大家さんとで円滑に話が進めやすくもなります。

しかし、大家さんは清掃のローテーションに加わってもらうというより、巡回された際に、目立った汚れがあるときに清掃をしていただく、というスタンスの方が良いでしょう。本業でない大家さんの場合、管理が行き届かなかったり、プライベートの都合で実施が難しいタイミングも発生します。

そのため基本は専門の方が対応し、大家さんはそのローテーションの間に起きた汚れなどに対応してもらうようにするほうが柔軟に対応が可能です。

清掃業者・業務代行会社

専門の清掃業者は、落としにくい汚れに対処するノウハウを持っていますので、依頼をすることでそのような汚れもきれいにしてもらえます。

先ほど触れた、専門業者への依頼価格の相場ですが、実は同じ内容でも1万5千円から2万5千円くらいまでの開きがあります。実際に清掃のクオリティが高い場合もあれば、下請けの中間マージンがあるためであったり、費用対効果はさまざまですので、事前に評判などを確認するのも良いでしょう。専門業者は入居中のお部屋に出入りする配水管の清掃や、退去後のハウスクリーニングも依頼することが多いので、信頼のおける会社をふだんから探しておきましょう。また、プロに依頼しているからと言って、それだけで満足のいく結果になるとは限りません。「ここまでやってほしい」というのと一致していない清掃内容である場合、実際に清掃の担当者と打ち合わせをすることも大事です。

また、最近では不動産業務・賃貸管理業務を専門に代行するBPO会社も出てきています。清掃に限らず様々な業務を依頼することができるので、あわせて検討する価値は大きいです。

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アパート・マンション掃除を業者に依頼する際の料金相場は?

アパートやマンションの清掃を業者に依頼する際、料金相場を知っておくことは非常に重要です。清掃の種類や頻度によって料金は異なりますが、大まかな相場を把握しておくことで、予算を立てやすくなります。

以下では、日常清掃、定期清掃、特別清掃の3つのカテゴリに分けて、料金相場について詳しく解説します。

日常清掃を依頼する時の相場

日常清掃は、毎日もしくは週数回行われる清掃を指し、共用部のゴミ回収や掃き掃除、モップがけなどが含まれます。特に人の出入りが多い物件では、日常清掃が推奨されます。

日常清掃の料金相場は以下の通りです。

頻度 月額料金相場
週1回(月4〜5回) 15,000円〜
週2回(月8〜9回) 25,000円〜
週3回(月13回程度) 35,000円〜
週4回(月17回程度) 41,000円〜
週5回(月22回程度) 53,000円〜

日常清掃の料金は、清掃時間と頻度、スタッフの人数によって変動します​。

定期清掃を依頼する時の相場

定期清掃とは、月に一度や隔週といった一定の頻度で行われる清掃を指します。アパートやマンションの共用部やエントランス、廊下、エレベーターなどが対象となります。

定期清掃の料金相場は以下の通りです。

項目 料金相場
床洗浄・ワックス掛け 20,000円〜50,000円/回
エアコン洗浄 15,000円〜20,000円/台
カーペットクリーニング 25,000円〜50,000円/回

定期清掃では、清掃内容や場所の面積によって料金が変動します​。

特別清掃を依頼する時の相場

定期清掃とは、月に一度や隔週といった一定の頻度で行われる清掃を指します。アパートやマンションの共用部やエントランス、廊下、エレベーターなどが対象となります。

定期清掃の料金相場は以下の通りです。

項目 料金相場
エアコン分解洗浄 10,000円〜30,000円/台
大理石研磨・シミ抜き 50,000円〜150,000円/回
外壁高圧洗浄 15,000円〜100,000円/回

特別清掃は、清掃作業の内容や規模によって大きく料金が異なります。

これらの料金相場を参考にしながら、必要な清掃サービスを選び、予算に合ったプランを立てることが重要です。業者によって提供されるサービス内容や料金は異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

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まとめ

賃貸管理の日常清掃とはどのようなものか、誰がおこなうのかや、その重要性について解説しました。

つい後回しにしがちな物件の清掃ですが、借り手市場となって賃貸物件の客付けの競争が激化した現在、細かい点で他の物件と差が出ます。

管理業務への工数を削減することは収益アップのポイントにもなるので、ぜひ「いえらぶCLOUD」やBPOサービス「らくなげ」もご検討ください!

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この記事を書いた人いえらぶ編集部

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