物件チラシの効果的な作成方法は?ポスティングのメリットや配布方法も解説
目次
デジタル化が進み、情報はインターネットで得ることが主流となっても、紙の物件チラシがなくなる気配はありません。
デジタル化の進んだ不動産会社でも、物件チラシのポスティングはおこなわれています。
そこで今回は、物件チラシの効果的な作成方法やポスティングチラシのメリット、配布方法などについて解説します。
効果的な物件チラシを制作したいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
物件のポスティングチラシがなくならない理由
では、なぜ物件チラシはなくならないのでしょうか?
配布エリアを細かく選べる実はインターネット広告の世界でも、エリアごとの広告宣伝は進化しつつあります。
お客様が検索エンジンに接続したエリアや過去の検索履歴から、検索結果を自動的にエリアに適したもので表示するということは、すでにおこなわれています。
しかしポスティングチラシの場合は、ピンポイントでこの町内に配布するという、完全なセグメントが可能です。
しかも配布の際に、世帯別にその様子を判断して配布するかどうかを決めることもできるのです。
AIも、ここまで細かい対応はできません。
コストが安く、効果が持続
物件チラシの場合は、ある程度まとまった数を作成すれば、1枚当たり数円のコストで制作ができます。
これは新聞折り込みチラシや雑誌などの広告、インターネットのリスティング広告に比べて、非常に低コストです。
そのうえ、物件チラシはのちの参考などの動機から、保管してもらえることが多いです。
その物件の売り出しには有効でなかったとしても、自社の宣伝としての効果を発揮できることになります。
また、紙のポスティングチラシはパソコンやスマートフォンの画面と違い、家族の間で気軽に共有がしやすいです。
この手軽さから、多数の方の目に触れることができます。
高齢者層にも訴求しやすい
住み替えにともなう売却を募る目的のチラシなどは、インターネットをあまり見ていない年代層への訴求が効果的な場合があります。
高齢の方は、インターネット通販やLINEの利用はしていても、さまざまな情報をインターネットで探すことはされない場合が多いです。
そのような方に対しても、チラシは効果を発揮します。
また、高齢の方はポスティングチラシを保管したり切り抜いたりするのが好きな点は、周知のとおりです。
ただし、この家は高齢の方の住まいだなというような世帯には、売却を進めるチラシが多数入ることでしょう。
そのような状況で印象に残り、問い合わせを頂けるチラシとは、どのようなものでしょうか?
物件チラシの作成と配布の注意点は?
問い合わせを得る効果の高いチラシづくりや、配布の方法とはどのようなものでしょう?
ホームページや店舗とデザインを統一
まず、チラシのデザインは、自社のイメージを意識した統一感を心がけましょう。
それはCI(コーポレートアイデンティティ)と呼ばれ、自社ホームページや店舗のデザイン、封筒や名刺のデザインに到るまで関係するものです。
会社のロゴや基調になる色づかい、書体、言葉遣いのマナーなどを意識して統一します。
このトーンやマナーの統一感は、お客様が会社に対する信頼感を高める効果があります。
意識してみると、大手の企業がすべて、このCIにしたがってホームページや広告などの制作物づくりをしていることがわかります。
ターゲットに合わせてデザインを変える
また、上記のCIの統一感は意識しながら、広告する物件の内容とそのターゲットに合わせてチラシのデザインを工夫しましょう。
ここでも、ターゲットを絞り切れていないちぐはぐ感は禁物です。
たとえば女性の一人暮らしを想定した物件チラシに、部分的にモノトーンや、硬いイメージの明朝体の文字が入ってくると、お客様は気を削がれてしまうことがあります。
同じ内容のチラシなのに、統一感を意識してデザインやコピーを変更したところ、成果が10倍になったということもあります。
これらの点を意識して、チラシ作成の前にターゲットや配布エリアのことなどをよく検討しましょう。
配布する際の注意点
配布エリアは事前に分析し、ターゲットに合っているかを検討して絞りこみましょう。
また、配布のタイミングも重要で、住み替え需要が本格化する繁忙期に照準を合わせてスケジュールを決め、発注します。
配布の効率では、住み替え需要に訴求する内容の場合、一戸建てよりマンションなどの集合ポストのほうが効率的です。
売却を訴求するチラシの場合は逆で、一戸建てでなければ反響の効率が悪くなります。
いえらぶCLOUDのチラシ自由編集
簡単で美しいチラシ作成が可能な、いえらぶCLOUDチラシ自由編集機能のほか、充実したリーシングをサポートする機能やサービスをご紹介します。
チラシ自由編集機能
チラシ自由編集機能では、物件データに取り込んだ情報をもとに、簡単に物件チラシを作成し、目的に合わせて自由に編集もできます。
初期状態で物件データに合わせて文字要素が入るため、物件情報をひな形に書き込んでいく方法に比べ、作業スピードが圧倒的に早いです。
直感的な操作性と、設備条件アイコンの利用で、見やすいチラシがスムースに作成可能です。
できあがったチラシをひな型として登録しておけば、こだわりのチラシをワンクリックでPDFに出力したり、プリントアウトができます。
らくらく物件紹介機能
チラシ作成よりも、さらにすばやい物件情報の発信にご利用いただけるのが、らくらく物件紹介機能です。
ホームページ公開前、チラシも未作成の物件も、いえらぶCLOUDの物件データベースに取り込んでさえいれば、ご利用が可能です。
ワンクリックで非公開ホームページを生成し、仲介業者さまやお客様にアドレスを伝え、見ていただけます。
物件データベースを通じて簡単に更新ができ、パソコンだけでなく、スマートフォンでも見やすい物件情報を発信できます。
ホームページ作成サービス
物件チラシを見たお客様の反響先は、電話よりも、QRコードを通じて自社ホームページになることが大部分でしょう。
いえらぶCLOUDでは、前述のようなチラシとの統一感や、反響につながるような内容、構成のホームページ制作サービスをおこなっております。
また、ホームページコラムやブログの執筆代行サービスも好評です。
ただ多くの記事を公開するだけでなく、設定したユーザーのニースに沿った、集客できる記事の作成をおこないます。
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まとめ
物件チラシの効果的な作成方法やポスティングチラシのメリット、配布方法などについて解説しました。
充実したリーシング業務のサポートで成約数アップに貢献する、いえらぶCLOUDの導入をぜひご検討ください。