【2022年最新】不動産のトレンドは?Webや不動産テックの対応方法を解説
目次
▼自社の課題を数値化して認識できていますか?
無料お役立ち資料「右肩上がりの経営戦略」をダウンロードする
近年、物件需要の変化や法令改正、コロナ禍の影響で、不動産業界も新しい技術の普及がトレンド化してきました。
そのトレンドのうち、今後の売上伸長に直接関係するものをまとめてみたいと思います。
今回は、不動産業の最新トレンドとして、非接触型営業、Web対応や、不動産テックについて解説します。
不動産の最新トレンド~非接触型営業~
まずご紹介するのは、この2年のコロナ禍で大きく注目された、非接触型営業です。
非接触型営業とは?
非接触型営業とは、お客様が来店することなく物件の相談から内見、契約までをおこなうことです。
物件の相談についてはメールやSNSでも可能でしたが、オンライン内見と電子契約の登場で、来店なしの営業が現実となってきました。
オンライン内見は、物件にいるスタッフと、お客様をzoomなどのオンライン会議アプリで接続しておこないます。
お客様は自由に質問をして、物件の詳細を確認できます。
内見については、VRコンテンツや動画なども活用して、お客様は来店なしでも物件の検討を進められます。
電子契約は、物件成約後の契約や重要事項説明の際に、オンラインミーティングに加えて電子署名、電子メールを利用するものです。
これらの非接触型営業の実用化で、不動産会社、お客様の双方にさまざまなメリットが生まれました。
非接触型営業の動向
非接触型営業の促進を後押しする要素が2つあります。
それは、お客様のニーズの高まりと、法整備が進んだことです。
全宅連(全国宅地建物取引業協会連合会)の実施したアンケート調査結果で、オンライン内見を希望するお客様は78.6%に達しました。
これは、VRコンテンツなどのWeb内見と、オンラインによる内見を合計した数ですが、要望としてはこのような状況です。
しかし、「オンライン内見の実施の割合は2割以下」と回答した企業が約80%となっており、お客様の要望とのギャップがあるのが現状です。
今後は「非接触で対応してもらえる不動産会社を選ぶ」のがトレンドとなることが予想されます。
そして法整備ですが、かねてから国も、人手不足解消と働き方改革の推進を目的に、対面を要しない契約行為の実用化を進めてきました。
その成果として、デジタル改革関連法の宅地建物取引業法関連部分は2022年5月頃に施行され、すべての不動産関連の契約が対象となります。
これで、すべての契約が電子署名とPDFなどの電子データで交付できるようになるのです。
非接触型営業のメリット
非接触型営業のメリットは、コロナなどの感染症対策だけではありません。
お客様と不動産会社双方にとってコスト、時間、手間のすべてを低減できます。
当日自宅やオフィスからの移動時間も不要となり、事前の日時調整も非常に簡単です。
予定に割く所要時間が減るため、遅刻やキャンセルの確率も下がるでしょう。
交通費や書類の印刷、郵送費用、印紙税などのコストもなくなります。
書類については、ペーパーレス化に伴い、紙の書類の保管場所も不要となるのです。
▼自社の課題を数値化して認識できていますか?
無料お役立ち資料「右肩上がりの経営戦略」をダウンロードする
不動産の最新トレンド~Webの活用~
つづいて、Webの活用について、不動産のトレンドをご紹介します。
不動産のWebの活用とは?
Webを活用することでも、対面での営業が減少しています。
まず、インターネットで引っ越しを検討するのが主流となり、そこで探されるのはまず、物件の情報です。
以前は行く不動産会社を決めて、そこで物件の相談をするのが普通でしたが、現在のお客様は物件の候補を決めてから、相談する不動産会社を決めます。
不動産会社も、選ばれるためにWebをフル活用するのが現在のトレンドとなりました。
webといってもメディアの種類は豊富で、自社ホームページ、ポータルサイト、SNS、有料広告などがあります。
不動産のWebの活用の動向
インターネットで物件を探すお客様は、60%を超えたと言われていますが、それを加速させたのがスマートフォンの普及です。
どこでも気軽にアクセスして見ることのできるスマートフォンが、インターネットの物件探しの主流となりました。
それに加えて、個人のフォローを受けたり、関係性を築けるSNSが登場し、不動産会社による活用が始まっています。
SNSは情報の強い拡散性を持ち、面白い、ためになると思ってもらえた記事は、多数のフォロワーを集めることができるのです。
YouTubeで、個性的な物件紹介をしていたスタッフが有名人となり、反響が大きく増えた例もあります。
有料広告は、googleなど検索エンジンの表示順位を補う効果があり、広告をどんなキーワードで表示させるかで、目的とする顧客層にピンポイントで訴求できます。
不動産でWebを活用するメリット
Webの活用で、駅から離れた、広告などでの知名度もない店舗も反響を増やすことが可能です。
自社ホームページを通して以下のことがうまく行けば、多額の予算を使わずにgoogleでエリア1番の表示が獲得できます。
・他社との差別化要素、強みをかかげる
・物件、取引、エリアなど役立つコンテンツが多数ある
・絶えず情報を更新している
ポータルサイトの掲載では、物件の充実したコメントや自社の特色を掲載し、自社ホームページに誘導出来ます。
SNSでは、画像や映像をうまく活用し、お客様のフォロワーを多数持つことができ、双方向のやりとりも可能です。
たとえば投資家様向けのコンテンツで、新しい物件や取引ノウハウを掲載すれば、手軽に問い合わせしていただけます。
このようにWebの活用で自社の集客のかたちを構築するのが、不動産広告のトレンドとなっています。
▼自社の課題を数値化して認識できていますか?
無料お役立ち資料「右肩上がりの経営戦略」をダウンロードする
不動産の最新トレンド~不動産テック~
最後に、不動産業の将来も見渡す不動産テックについてのお話です。
不動産テックとは?
不動産テックとは、不動産×テクノロジーの略で、ここまでご紹介してきた技術のほかに、以下を含む全12ジャンルの技術などをいいます。
・IoT(不動産内蔵のデジタル家電など)のデータ分析
・スペースシェアリングのマッチング
・リフォーム・リノベーションのマッチング
・ローン・保証の比較と紹介
・投資クラウドファンディング
・価格の可視化と査定
このリストも、今後業務に関わってくる可能性のある技術です。
不動産テックの動向
2017年に厚生労働省が、日本の不動産業界のIT資本投入は米国と比べ1割、労働生産性は4割にとどまるという調査結果を発表しました。
さらに、日本の不動産業界は年齢層が高く、ITリテラシーが高くないと言われています。
そこで、新技術の普及促進を目的として、不動産テック協会がカオスマップというかたちで参画会社公表をおこなっているのです。
近年カオスマップの参画企業は増加の一途をたどり、とくに非接触型営業やWeb活用を含む不動産業務支援システムの分野は非常に活発です。
いえらぶCLOUDで不動産トレンドの対応は万全!
今回ご紹介した不動産のトレンドの主要部分に対応する手段として、導入実績12,000社の支持をいただくいえらぶCLOUDをおすすめします。
不動産テックで、業務支援システムの分野が主流なのは、以下のような機能で成約数のアップと、業務の効率化に直接成果を上げられるためです。
・売買、賃貸の仲介と管理業務支援
・電子契約とWeb接客
・ホームページ制作と運用支援
このほか売買、賃貸のあらゆる業務に対応し、充実した機能をそなえたオールインワンパッケージが、ご利用いただけます。
導入予算を軽減するIT補助金申請のお手伝いもおこなっています。
まとめ
不動産業の最新トレンドとして、非接触型営業、Web対応や、不動産テックについて解説しました。
お客様の要望も日増しに大きくなっている今、不動産の最新トレンド技術のフル活用に、いえらぶCLOUDをご検討ください。
▼自社の課題を数値化して認識できていますか?
無料お役立ち資料「右肩上がりの経営戦略」をダウンロードする