【見やすい&おしゃれ】デザイン性の高い不動産ホームページの作成方法を解説
目次
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不動産会社がホームページを活用して集客するうえで、重要なのは物件情報の見せ方です。それと同様に、ホームページ自体の「デザイン」も重要な要素になります。
見やすい・おしゃれ・親しみやすいなどの要素が、自社ホームページに訪問したお客様の心をつかむのに欠かせない役割を果たします。
色づかい・レイアウト・文字・写真・キャッチコピーなどの観点から、今回は集客に強い不動産ホームページのデザインについて解説します。
不動産ホームページデザイン性の高さは「集客力アップ・反響率向上」につながる
不動産会社がホームページのデザインに注力するべき理由として、以下の2点があげられます。
・他社との差別化によってユーザーへの印象付けができる
・ユーザーの視認性を高められる
ここでは、それぞれの理由について解説します。
また、不動産ホームページを活用した具体的な集客方法については、こちらで紹介しています。あわせてご覧ください。
他社との差別化によってユーザーへの印象付けができる
こだわったデザインのホームページを制作することで会社の印象付けを強化できます。ユーザーはデザインによって視覚的な印象を受けるため、デザインに力を入れることで他社との差別化を明確に打ち出すことが可能です。
十分な差別化ができていない場合、価格競争によって顧客を獲得することになります。この場合、顧客を掴めても利益を確保することができなくなってしまいます。自社の強みを分析し、強みを打ち出したデザインのホームページを作成することが重要です。
ユーザーの視認性を高められる
フォントや背景の色などを整えると、ホームページの視認性を高められるのも大きなポイントです。お洒落な背景のデザインを設定しても、文字が見づらくなってはいけません。文字に意識が向かなければ、伝えたい内容が十分に伝わらず反響獲得から遠のいてしまいます。
ユーザーが知りたい情報を得やすく、書かれていることが読みやすいホームページは、ユーザーの離脱率を抑えてくれます。
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【不動産ホームページ】打ち出していくべき3つの方向性
不動産会社がホームページを制作するときは、デザインの方向性を統一することが大切です。この項目では意識すべき方向性について、3つ解説します。
1.ユーザーが"使いやすく、見やすい"デザイン
不動産業界に限らず、ホームページ制作でまず重視したいのが、ユーザー目線での使いやすさと見やすさです。以下のような点について、ホームページ全体の構成やデザインを確認しましょう。
・情報を詰め込み過ぎていないか
・配色のバランスは統一されているか
・文字の大きさは自社のターゲット層にあっているか
・メニューボタンなどが見やすく、適切な位置にあるか
ホームページではできる限り多くの情報を伝えたいと思うものですが、ユーザーにとってすべての情報が必要とは限りません。分かりやすいホームページ作りを意識するなら、余計な情報を削減することも大切です。また、情報密度によってユーザーのコンテンツ理解は変化します。
人間が処理できるコンテンツ量に沿ったホームページ制作を心がけましょう。必要以上にコンテンツ量が多くなってしまうとホームページをしっかりと読む前にユーザーが離脱してしまいます。離脱率が少ないホームページを目指しましょう。
2.ユーザーが"覚えやすい"デザイン
ホームページを制作するときは、漠然としたイメージではなく、「ユーザーに何を伝えたいのか」「どんな層を集客したいのか」を念頭にデザインの方向性を決めることをおすすめします。
おしゃれかつ、ユーザーの印象に残りやすいホームページを作るには、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。
・先進的な印象
・落ち着きのあるデザイン
・ぬくもりを感じるデザイン
・信頼感の演出
これらは集客に効果を発揮してくれる要素でもあります。たとえば高級マンションなど、ハイグレードを好む顧客層をターゲットとしている場合は、一定のプレミアム感を演出する必要があります。
他社のホームページを参考にして配色の落ち着き、画像やロゴ使い、モーショングラフィックスなどを意識して、おしゃれなホームページのイメージを固めてみてください。
テキストだけではなく、高品質な写真や動画の活用もおすすめです。文章では伝わりにくいニュアンスやメッセージを伝えられます。
3.ユーザーが"親しみやすい"デザイン
不動産の取引や契約には専門知識や資格を要することから、顧客から「専門知識でごまかされそう」「自分の希望を聞いてくれなさそう」と怖いイメージをもたれることがあります。また、不動産業者のイメージに関する調査(リビンマッチ調べ)でもマイナスな印象が多く見受けられます。賃貸契約を考えている方々が気軽に問い合わせてもらうためには、ホームページのデザインにユーザーが親しみやすさを感じる要素を取り入れることが大切です。
たとえば、イラストを入れる、丸みを帯びたフォントを用いる、笑顔の写真を掲載するなどの工夫が挙げられます。
ユーザーが安心感を得られるようなデザインにすると、集客力の向上が期待できます。
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【不動産ホームページ】見やすいデザイン4選
デザインのポイントを理解していても、実際にホームページを制作しようとすると「見やすさ」「分かりやすさ」というものは判断が難しいものです。そこで、見やすいデザインの不動産ホームページを4つ紹介します。
ハウスガレージ(東京)
はじめに同系色で統一された色づかい・写真の中で、「安い」+「好条件」=「大満足」というキャッチコピーがはっきり目に飛び込んでくるのが印象的です。
ハウスガレージ様は都心部でリーズナブルな賃貸物件を中心に扱われているのですが、これでお客様はその点をひと目で理解でき、思わず次に進みたくなります。
(並行して高級賃貸物件も扱われています)
こだわり物件検索の内容も、Webでのニーズをよく検討されていて、見やすいうえに説得力が非常に強いです。
トマトホーム(兵庫)
トマトホーム様自体は多様な物件を扱いながら、ホームページは地元大学の賃貸ニーズに焦点を合わされ、学校名やLINE受付の告知をメインの画像スライダーで大きく扱われています。
女子学生さんの写真や、かわいいトマトのロゴなど、お客様も「ここに学生物件がある!」と安心してアクセスできるような集客デザインです。
わかりやすくターゲットを絞っていらっしゃるほか、大きなアイコンボタンも可読性や操作性が良く、優れた見やすさを発揮しています。
住まいるーむ情報館(山形)
大きな写真のトップスライダーのキャッチコピー「情報量と信頼で地域No.1を目指します」「代表の思い 私たちは不動産で人を幸せにします」「家を売りたい・査定額を知りたい方へ」「不動産相続の相談窓口」、この4つがわずか15秒で伝わります。
写真や動画に注力するとキャッチコピーが「おざなり」になってしまう場合も多いのですが、住まいるーむ情報館様の場合は計算しつくされ、とても見やすく印象に残ります。
色づかいも緑基調の落ち着いたもので、アイコンも文字も見やすい大きさで一貫されており、中高年の方のご利用を意識した見やすさが実現されています。
朝日住宅(島根)
お客様目線にこだわったホームページ制作が特徴の朝日住宅様は、トップページが見やすいうえ、検索がしやすいデザインです。来店予約や問い合わせ用のボタンも目立つ場所に配置して、幅広い層が利用しているメッセージアプリからの問い合わせにも対応していることが一目で分かります。
問い合わせフォームやボタンがどこにあるのか、わざわざ探す必要がありません。「問い合わせたいからホームページを訪問した」というスピード感を求めている方も、即座に用件を済ませられるデザインにより、反響が2~3倍に増加しました。
【不動産ホームページ】おしゃれなデザイン4選
おしゃれなデザインと一口に言っても、イメージしにくいのではないでしょうか。そこで、「おしゃれなデザイン」が取り入れられているホームページの事例を紹介します。
レオホーム(群馬)
開くと真っ白な背景に黒一色で英字のみが表示されるという凝った演出のホームページです。マウスを動かすとレオホーム様の地元・高崎の街並みのパノラマをバックにコンテンツや日本語の詳細が出てくる構造です。
お客様がストレスなく、まったく無駄な動きなしに目的に向かうナビゲーションの効果を果たしています。
また、目を引くようなスタイリッシュでおしゃれなデザインが効果的で、お客様への印象づけにつながっていきます。
タイセイhome(大阪)
落ち着いた色調の室内写真があたたかみを表現し、考えてデザインされたロゴとの組み合わせがスタイリッシュで、お客様を引き付けます。
タイセイhome様もそうですが、新築分譲を手がけるメーカーは意匠へのこだわりで、こういった手法に長けておられます。
大きな写真や映像は物件の内観のデザインやテクスチャを伝える手段となるほか、変更することで、季節感や新鮮味を演出しやすいというメリットがあります。
箕面ハウジング(大阪)
箕面ハウジング様のホームページは、おしゃれな印象を与えつつ、親しみやすいデザインが魅力です。会社のカラーであるグリーンを意識しており、さらにファミリー層が多いという地域の特性にも合わせた、ポップで明るい仕上がりとなっています。
主なターゲットとしているファミリー層が喜ぶ工夫として、小学校別に物件を探せる点も大きなポイントです。ページの上部(ヘッダー)にサイトマップを配置することで、より詳しい情報を求める方も迷うことなく必要な情報を得られます。
品川不動産(東京)
シンプルなデザインの品川不動産様は白をメインに青緑が散りばめられたデザインのホームページです。品川駅周辺の物件を扱っていますが、品川という土地柄に適した、飾り気のない上品さを感じるデザインです。
また、上品さの中にもお得さを打ち出すことに成功しています。「仲介手数料最大50%OFF!」の文字は落ち着いたデザインの背景を壊さない程度に目立っておりユーザーへのお得感アピールに成功しています。
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【不動産ホームページ】親しみやすいデザイン5選
分かりやすく使いやすいことも親しみやすさを生む要素のひとつといえます。しかし、それだけでは十分とはいえません。
そこで、さらに親しみを感じてもらえるポイントとは何か、参考となるホームページ事例を紹介します。
世田谷賃貸コレクション(東京)
世田谷区内で5店舗を展開される世田谷賃貸コレクション様は地域密着性と、スタッフの方の親しみやすい様子をトップページから打ち出し、印象づけられています。
スタッフ紹介はもちろん、お客様の声のページにも顔出しOKなお客様を掲載し、スタッフとのコミュニケーションの親密さやリラックスした様子が伝わります。
物件検索の見やすさもハイレベルですが、冒頭に「世田谷で選ばれる3つの理由」というかたちで扱う規模、地元情報量の多さのアピールが先制パンチで効いています。
あるゾウ賃貸館(埼玉)
あるゾウ賃貸館を運営する松堀不動産様は賃貸売買以外にも、非常に多彩なサービスを展開中です。ゾウのマスコットと「あるゾウ」のブランド名で、統一した親しみやすいイメージを醸成されています。
多様なサービス内容をすっきり整理する手段として、賃貸と売買でホームページをわけ、賃貸用ホームページは入居者様向けのキャンペーンなどを効果的に伝えています。
逆に売買では「物件情報最優先」で、少し硬質なイメージを意図されているのが印象的です。
住まいのサポート(愛知)
住まいのサポート様はかわいくカラフルなイラストと、書体も考えられた文字がデザインの基調になっており、印象のはっきりとした親しみやすいホームページを構成しています。
写真は情報量が多い反面、視覚的にうるさくなる場合があるほか、古びやすいという弱点があります。そのため、イラストによって視覚に訴える方法は、息長く愛されるホームページにするためにとても有効な手段です。
また、「すまサポ」という略称や「建築のプロによる不動産情報サイト」というホームページコピーはページデザインと相まって、お客様に「大手感」「安心感」を印象づけるでしょう。
ラビットホーム(大阪)
ラビットホーム様は、親しみやすいキャラクターロゴとイラストを活用することで、柔らかい印象を与えるデザインに仕上げています。明るいグリーンを基調とした色使いで統一している、お部屋探しのステップやこだわり条件にイラストアイコンを使用しているなど、性別年齢問わず気軽に問い合わせられる親しみやすさです。
地域に密着した物件情報の掲載に注力していることもあり、ホームページからの問い合わせ数が全体の90%を占めるほど集客力が向上しました。
ゼクストプラン(群馬)
ゼクストプラン様はセンチュリー21加盟店であり群馬県に根ざしています。
ホームページは白とクリーム色を基調とした落ち着いたデザインで、一文字一文字が大きく見やすいです。
また、最新情報の更新が頻繁に行われており安心感を感じさせてくれます。加えて、お問い合わせフォームがあちらこちらに設置されている点もユーザーに対する親切感が満載のホームページとなっています。
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高い反響を獲得する不動産ホームページの共通点
自社のターゲットに刺さるデザイン
自社のターゲットに刺さるホームページを制作することが重要です。年齢、家族構成といった観点から顧客層を分析し、その人たちが興味を持てるデザインにしましょう。
いくらセンスのあるデザインのホームページでも、見る世代によっては魅力を感じません。「一人暮らしを検討中の20代前半の男性」と「定年退職したご主人と2人で住む60代夫婦」では住みたい物件の条件も違えば魅力を感じるホームページのデザインも違います。ターゲット像を明確にすることで見てもらえるホームページを制作できます。
自社のコンセプトを意識したデザイン
自社のコンセプトに則したデザインのホームページが高い反響を獲得できるホームページです。
同じ30代でも、格安の賃貸物件を探している人とデザイナーズマンションを探している人では顧客層が異なります。そのため、同じ年代ということで一括りにしては、とれる反響もとれなくなってしまいます。
また、物件のコンセプトとホームページデザインのコンセプトが一致していることで、信頼感を得られるケースもあります。「何となくおしゃれだから」という理由で高級さを感じるホームページを制作しないよう注意しましょう。シンプルなデザインの方が自社で扱う物件のイメージと一致している場合は、無理に着飾らないデザインにすることで反響を高めることができます。
自社に適切な写真を使用したデザイン
自社に適した写真をホームページに掲載することでプラスの印象を与えることができます。視覚的な魅力を高めるうえでは写真が最も有効です。
例えば、親しみやすさを押し出したい場合は、社長や従業員の笑顔の写真を掲載するのが効果的です。これにより、ホームページを閲覧した人に安心感を与えられます。不動産会社のリアルな雰囲気が伝わる写真で良い印象を与えることができれば、成約率の改善を期待できます。
また、ページに即した写真を選択することも重要です。例えば風景の写真を背景にする際には、その地域の風景だとわかる写真を選びましょう。これだけで地域に根ざした不動産会社であるというイメージ付けができます。
デザイン性に富んだ不動産ホームページを制作する方法
デザイン性を重視した不動産ホームページを制作する方法は、大きくわけて自社内で制作するか、外注するかの二択です。また、他社のパッケージを購入して自社で作成するハイブリッド型も存在します。それぞれの方法について特徴やメリットを紹介します。
自社で一からホームページを制作する
HTMLやCMSといった開発用の言語やシステムを使用して、自社でホームページを制作する方法です。
ホームページ制作用のCMSで代表的なものが、WordPressです。直感的な操作で記事や画像の登録、更新ができるうえ、さまざまな機能を手軽に加えられます。
ゼロから自社でホームページを制作するメリットは、自社独自のこだわり抜いたデザインに仕上げられることです。社内にホームページ制作に詳しい人材がいれば、完成後の改善や更新が手軽にできることもメリットといえます。
外注でホームページを制作する
ホームページの制作を外注する方法があります。
外注の代表的な手法が、制作会社にゼロから依頼して手がけてもらう方法です。相応のコストが生じるものの、専門的な知識や技術などのリソースが自社内になくても、おしゃれなデザインで高機能を備えたホームページを制作できるメリットがあります。
「いえらぶCLOUD」ならテンプレートが充実しておりますので、短期間で集客効果の高いホームページを作成可能です。見た目からシステムまで細部にこだわりたい方向けにオリジナルプランもご用意しています。不動産ホームページは、制作して終わりではなく物件情報の定期更新が必要であるため、物件システムとセットの会社で制作するのがおすすめです。
「いえらぶCLOUD」なら物件情報を一度登録すれば、自社のホームページや複数のポータルサイトへ連動して掲載できます。繰り返し入力する手間を省ける点も魅力です。
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システムを購入して自社でホームページを制作する
パッケージ化して販売されているシステムを購入し、自社でホームページをカスタマイズする方法です。一度に高額な費用をかけてソフトを購入しなくても、毎月一定の費用で利用できるオンラインサービスもあります。
手軽な操作で誰でもホームページを制作できるよう、専門知識を要しないシステムが導入されているという特徴があります。行き詰まった場合も、サポートに問い合わせたりガイドラインなどを読み込んだりすることで解決できるでしょう。ゼロからすべてを外注するケースに比べて、費用を抑えられるメリットがあります。
まとめ
不動産ホームページ制作でお悩みの方は、まずターゲット層と方向性を明確にすることから始めましょう。誰にどんなアプローチをしたいのか決定したうえで、ホームページに必要な「分かりやすさ」「おしゃれ」「親しみやすさ」に落とし込んでいくことが大切です。
自社のカラーをしっかり出したいけれど、制作にかけるリソースがないという方は、ぜひ不動産ホームページ制作の実績が豊富な「いえらぶCLOUD」へお任せください。
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