不動産のデジタル来店受付の普及が加速!利用メリットや顧客管理の改善について解説
目次
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不動産テックの進化やコロナ禍の影響で、接客のありかたも変わってきました。
来店受付から顧客管理までを進化させると、さまざまなメリットが期待できます。
そこで今回は、不動産のデジタル来店受付の普及の背景について、利用メリットや顧客管理の改善について解説します。
不動産業における、デジタル来店受付とは?
まず、デジタル来店受付の機能についてご説明しましょう。
電子来店受付カードの利用が3,000店を突破!
いえらぶCLOUD導入の不動産会社様で、「電子来店受付カード」のご利用店舗が、2022年1月に3,000店舗を突破しました。
電子来店受付カードは、手書きを転記してシステムなどに入力する必要がなくなります。
また、実際のご来店なしでも受付記入が可能です。
お客様側のニーズと、不動産会社のメリットの両方を満たす電子来店受付は、今後ますます支持を頂いていくことでしょう。
デジタル来店受付とは?
デジタル来店受付とは、不動産会社の来店時に行う個人情報登録などの受付作業を、お客様自身のスマートフォンで対応できる機能です。
個人情報や希望条件を回答するアンケートは、アンケート内容やデザインを、自社の接客ニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
手書きでなく、手持ちのスマートフォンが利用できれば、住所や氏名など、ひと文字入力しただけで候補が出て自動入力できるオートコンプリートの機能が使えます。
早くて間違いのない記入が可能なので、お客様にとっても負担が減ります。
さらに、来店せずに受付ができる点も喜んでいただけます。
近年のコロナ禍で、不動産業界でも内覧や手続きなどのオンライン対応を求めるお客様が増加しています。
オンライン対応は感染対策にもまして、お客様の移動の時間や交通費、スケジュール合わせの手間などをすべてカットできるため、サービス価値は大きいです。
また、昨年成立したデジタル改革関連法案による宅地建物取引業法の改正も成立し、実務のデジタル化推進が現実のものとなりました。
つまり、受付から契約まで、オンラインで対応が可能となったのです。
では、デジタル来店受付に入力されたお客様の情報は、そこからどのように活用されるのでしょうか?
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デジタル来店受付と顧客管理の連携
デジタル来店受付と顧客管理の連携で、お客様の利便性だけでなく、業務効率アップに大きな効果をもたらします。
従来の来店受付カード
従来の手書きの受付カードは、システムに転記して入力しない限り、内見予約、追客、契約、入居者管理など、その都度カードを参照して業務をおこなうことになります。
その都度紙に書かれたものを探したり、ほかの書類に書き写すことは、毎回相応の労力が必要となるでしょう。
お客様から頂いた個人情報や物件希望条件などは、最初の段階で決まった場所へ集約し、必要に応じて検索すれば良いのです。
この集約場所であり、不動産業務上のさまざまな機能とをつなぐのが顧客管理システム(CRM)です。
顧客管理システムへの、リアルタイムの反映
デジタル来店受付でお客様自身によって入力された受付情報は、そのままCRMに取り込まれ、リアルタイムで反映されます。
最初からこの状態であれば社内のスタッフ全員で共有ができ、追客や接客の体制が整います。
社内で最初に受け付けた担当者がお休みの日でも、別のスタッフが過去の接客履歴まで参照しながら対応していくことができます。
この状態で得られる業務効率は、後述する積極的な追客を実現するための下地となります。
同様に、内見やお問い合わせの対応、成約後の手続きの際にも強力な助っ人となるのがCRMの機能の利用価値です。
非接触の接客で、内見や契約までおこなえる
CRMの機能をさらに活かすサービスをご紹介します。
・オンライン内見
オンライン内見は、お客様が物件の現場を訪れることなく、オンライン会議ソフトとスマートフォンなどの画面を利用して、内見をおこなうことです。
お客様は受付登録したデータに沿って紹介を受けた物件から内見対象を指定し、自宅などにいながら内見することが可能で、進学や転勤などの遠方のお客様に好評です。
・電子契約(IT重説)
電子契約は、オンライン内見同様、自宅などにいながら契約や重要事項説明が完了できるサービスです。
印鑑の代わりに電子認証、郵送の代わりにメール添付送付で対応し、収入印紙の貼付も不要です。
契約に必要な書面作成も、受付登録時のデータを利用して作成が可能です。
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顧客管理システムで業務改善!
顧客管理システム(CRM)を通じても、業務の課題解決をはかることができます。
その他のCRMの機能
CRMには、まだこのほか豊富な機能が不動産業務をサポートします。
・物件提案
デジタル来店受付のほか、自社ホームページやポータルほか、さまざまなチャンネルからの反響をCRMに取り込み、希望条件をもとに提案する物件を抽出します。
抽出した物件は自動配信でお客様に提案することができ、配信日時をカスタマイズ設定も可能です。
顧客マイページなどを通して、お客様が希望条件をカスタマイズすることも可能で、つねに現実的な物件提案サービスをおこないます。
・LINE連携
LINEで見込み客の方とつながり、成約になれば手続きの連絡も継続しておこなえます。
LINEは見落としが少なく、テンポの速いやりとりが可能なため、顧客満足度も高くなります。
顧客管理システムの活用事例
いえらぶCLOUDをご利用の不動産会社様の生の声をご紹介します。
「CRMの一元管理でスタッフの誰でもデータを見れるので、担当者の連携が取れるようになった。」
「最新の応対履歴が確認できるので、次何をするべきかがつねに明確にできる。」
「顧客登録にかかる時間が削減したうえ、物件提案やLINE連携で細かな追客が可能になっている。」
「反響や顧客対応は新着履歴をまとめてチェックできる機能が便利。」
「オンライン接客と並行して、お客様に来店予約をワンクリックで入れてもらえる機能が効果を上げている。」
いえらぶCLOUDのCRM
ここまでご紹介した機能を備えた、不動産業に特化したCRMとして「いえらぶCLOUD」の顧客管理機能をおすすめします。
30を超えるポータルサイトや自社ホームページからの反響をリストに取り込み、顧客情報以外に、問い合わせ物件の情報をもとに希望条件も自動で登録できます。
メッセージのひな型、物件の自動マッチング、自動返信など、業務効率化を進めるための機能も充実しています。
また、顧客マイページを利用してもらい、いままでの物件チェック履歴、希望条件の変更、来店予約など、潜在顧客の長期にわたる住まい探しにも対応しています。
CRMのほかにも、いえらぶCLOUDは売買、賃貸のあらゆる業務に対応し、充実した機能をそなえたオールインワンパッケージの不動産業務支援システムです。
導入後もサポート&コンサルの役割を担う専門スタッフが12,000社導入の実績を持つ弊社のノウハウでコンサルティングをおこないます。
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まとめ
不動産のデジタル来店受付の普及の背景について、利用メリットや顧客管理の改善について解説しました。
オンライン接客や顧客管理の改善で、成約数と業務効率のアップに貢献する、いえらぶCLOUDの導入をぜひご検討ください。
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