物件チラシの効果的な作り方は?注意するポイントや作成の方法を解説
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不動産の折込チラシは約9割、ポスティングは約6割の人が中身を見ると言われています。
しかし実際に反響となると、全体の1割ほどになってしまいます。
今回は、物件チラシの効果的な作り方について、注意するポイントや作成の方法のほか、チラシ以外での集客方法も解説します。
物件紹介のチラシを制作する際に気を付けるべきポイントは?
反響につながるチラシを制作するために、どんなポイントがあるのでしょうか?
広告制作ルールを守る
金額の大きい不動産の広告は、以下の法令等によってさまざまな点で、注意すべきルールが設けられています。
広告を制作する際は、これらの表現のルールを守らなければならず、違反した場合は罰金や懲役が科せられることがあります。
宅地建物取引業法(宅建業法)
不当景品類および不当表示防止法(景表法)
不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)
たとえば、以下のような表現はNGです。
一等地です (根拠なし)
破格のお値段 (基準なし)
完売間近 (あおり表現)
賃料◯◯万円 相談 (相談可は表記不可)
駅徒歩0分 (1分未満は切り上げ)
こうしてみると、これらの表現は消費者の判断をさまたげる以前に、お客様の要望に対して、何も具体的な情報を提供していない点に気づきます。
ただあおるだけの広告表現ではなく、どんな情報が求められるかに注意しましょう。
また、広告ルールには沿っていても、記述の間違いがあって、問い合わせがあった際に発覚するようなことは避けたいものです。
広告ルールから外れた表現や、間違った情報、足りない情報のあるチラシは、法令違反というだけではなく、お客様の関心を低下させることになります。
セールスポイントを明確に
その物件が、対象にしているターゲットを明確にしたうえで、そのターゲットに合わせたセールスポイントを打ち出しましょう。
たとえば子育て中の家族向けなら、そういう方たちが集まっているエリアであることや、小中学校への交通の便、未就学児の受け入れ施設や学童保育が近くにあるなどがアピールできます。
同じ物件の情報でも、ターゲットをはっきりさせて、そのニーズに合った書き方をすることで、反響の確率は格段に上がります。
ニーズに合った書き方として、周辺施設の紹介のほか、間取りの使い勝手や、設備の内容、セキュリティなども対象となりますね。
大事な情報が伝わるデザイン
もうひとつ反響を高める大切な要素は、見やすく分かりやすいデザイン、レイアウトです。
「誰に」「なにを」「どう」伝えたいのかを明確にしたら、それを強調するような見せ方になっているでしょうか?
また、デザインの美しさや方向性も、お客様に関心を持ってもらう要素となります。
方向性は物件によって、高級感、楽しさ、親しみやすさ、安心感などさまざまでしょう。
かつての物件チラシは白黒で、物件の概要だけを事務的に伝えるものが多かったですね。
近年のインターネットの物件情報に見慣れたお客様には、物件チラシもそれに沿った、広告要素の強いものへと変わってきました。
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効果的な物件チラシの作成方法
つづいて、物件チラシの中で大事な点をうまく伝えるテクニックをご紹介します。
文字内容の工夫
前述の、セールスポイントに沿ったキーワードで、キャッチコピーを作成しましょう。
キャッチコピーは、物件の長所を簡潔に表現し、目を引くような内容です。
たとえば「小中学校徒歩10分以内の、通学に安心な環境です」という文を大きめの文字で入れて、見出しのように見せます。
また、お客様が行動を起こしやすいように伝えたい言葉を適度にちりばめます。
これはザイオンス効果と呼ばれ、同じ言葉が目に触れることで「重要な言葉」なのだと認識してもらうためのものです。
たとえば、「セキュリティ」「お部屋選び」「学生さん」「有効活用」「相続」「アドバイス」「相談」「暮らしの提案」「お気軽に」などです。
使いすぎないように、適度に入れていきましょう。
そして、チラシだけで伝えきれない情報を補い、問い合わせをしてもらうために、自社ホームページへの誘導の工夫をしましょう。
「動画のお部屋紹介はこちら」など、ホームページでできることを明記し、アドレスのQRコードを載せたり、検索語句を「板橋 〇〇不動産」などの形で表記します。
レイアウトの工夫
レイアウトはまず、見やすさに注意します。
文章の両端をそろえ、読む時の視線移動をしやすくしましょう。
読みやすさのためには、フォント(書体)も統一するか、2種類くらいまでにすると良いです。
また、物件概要、物件のセールスポイント、設備紹介、近隣施設など、情報を分類したうえで、同じ種類の情報を一箇所でまとめて見せるようにします。
デザインの工夫
キャッチコピーや価格、間取り構成、駅からの徒歩時間など、最初に知りたい情報は文字を大きめに、細かい情報は小さめにというように、メリハリをつけます。
色づかいは、カラフルで楽しいのも良いですが、お客様の注意が散漫にならないように、色数は3色程度に抑えます。
色づかいを少なくすることで、写真を目立たせる効果もあります。
そして、たとえば大事な情報やポイントで使う目立つ色はオレンジというように、ルールを統一しましょう。
最近のチラシでは、写真の使い方が反響の数を大きく左右します。
明るさや撮る角度、どんな場所の写真が情報として求められるか、研究が進んでいます。
スペースを有効に使って大事な情報の写真を大きく、それ以外を小さくしてメリハリをつけ、より詳しい写真や動画を見てもらうために、ホームページへ誘導しましょう。
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物件チラシ以外での集客方法
物件チラシ以外で、あるいは物件情報を補完する集客方法は、どのようなものがあるでしょうか?
ホームページやブログの集客
最近では主流になりつつあり、ポスティングやダイレクトメールの受け皿として、反響の窓口にもなっているのが、自社ホームページです。
自社ホームページで物件の詳細、どんな会社か、自社の強み、スタッフの人柄などを伝え、反響につなげる大事な役割を担います。
ブログでは、物件だけでなく不動産取引やエリアに関する情報を提供することで、お客様の信頼を得ると同時に、検索エンジンでの上位表示を実現します。
SNSは、写真や動画などを効果的に使って、より幅広く顧客への情報拡散、反響集めを狙って運営します。
リスティング広告の集客
自社ホームページやSNSなどは、インターネットで掲載すること自体は無料ですが、有料のインターネット広告も利用されています。
リスティング広告は「社名と得意分野」「エリア」「物件名」などで検索エンジンに広告を出稿することです。
単価に応じて目立つ場所に掲示され、普通に検索した場合に上位に表示されないキーワードなどに利用することで、集客効果を高めるものです。
そのほかに、ポータルサイトに有料で掲載した物件情報から、直接反響を得る手段もあります。
いえらぶCLOUDの集客機能
不動産の集客の総合支援に、導入実績12,000社の支持をいただくいえらぶCLOUDをおすすめします。
チラシ自由編集機能はどなたでも使いやすく、きれいに作成できることを目指しました。
そして、らくらく物件紹介は、公開前物件などのWebページを簡単に作成し、メールで情報を送れる追客機能です。
チラシ自由編集、らくらく物件紹介どちらも、必要な時にワンクリックで出力できます。
また、広告表示チェック機能は、ワンクリックで400以上の項目をチェックし、広告ルールのチェックの手間や、不正確になりがちな点をカバーできます。
集客のメインとなるホームページ、ブログの制作と運用サービスも、不動産とITの両方に通じたスタッフの継続的なサポートで、4,000サイトを超える好評を戴いています。
まとめ
物件チラシの効果的な作り方について、注意するポイントや作成の方法のほか、チラシ以外での集客方法を解説しました。
集客を効果的で効率良くおこなうために、いえらぶCLOUDの導入をぜひご検討ください。
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