賃貸管理のサービスを見える化することは大切なの?
賃貸管理の業務は多岐にわたることは、これまでいろんな記事で書いてきました。
家主からの要望にも応えつつ、入居者からの問合せの対応もしていることと思います。
賃貸管理の業務は、その業務も非常に手のかかるものです。
管理会社の皆様は、自分たちの仕事ぶりをしっかりと家主に伝え評価してもらうことが重要です。
なぜ重要なのか、どう伝えたらいいのかを今回は紹介していきたいと思います。
管理業の苦労や成果、管理料の意義をオーナーに伝えるのは難しい?
きちんと管理業務をこなしていても、管理離れがあったり、家主から厳しい言葉を浴びせられたりしたことのある管理会社の方もいるのではないでしょうか。
家主は、管理会社がどのように普段自分の物件を管理してくれているのかをよく知らないケースもあるようです。
そのため少しでも入居率が悪くなると、クレームを言ってきたり、管理会社を変えてしまったりするようです。
また管理業務を行っているのに、管理料を足らずにサービスでやっているところもあるかもしれません。
激務をこなしているのに、それに対しての報酬がないとビジネスとして成り立ちませんし、その会社で働く従業員からも不満が出てきてしまう可能性があります。
賃貸管理のサービスは目に見えにくく、利用してからでないとわからないサービスです。
ですので、家主には管理会社の頑張りが見えにくく、伝わらないのです。
管理業務の内容を家主に伝えるにはどのようにしたらいいのでしょうか?
目に見える形で家主に管理業務の内容を伝えるには?
管理業務は先ほども言ったように、目に見えにくいサービスです。
また、管理会社はどの会社も管理料は5%で、家主からすると何が違うのかがいまいちわからないこともあるようです。
同じ管理料5%でも、管理会社ごとに管理の内容や幅は異なりますよね。
日々の業務を家主にしっかり報告したことはありますか?
「〇日に滞納家賃の回収、完了しました」
「本日、〇件クレーム対応しました」
家主の物件と利益を守るために管理会社が行っていることは、「報告書」にして渡すのもいいのではないかと思います。
そうすれば、こんなことしてくれたのか!とやぬしもなるはずです。
家主の利益や物件を守るために仕事をしているのは間違いないのですから、自信をもって何をしたのかの報告をしてください!!
家主に自社のサービスをアピールするには
家主に自分の会社はこんな管理をしますよ!と紹介する時には、管理メニューのようなものを作るのも手かなと思います。
家主の中には、何度も言うようですが管理業務についての知識が乏しい人がほとんどです。
契約の時から、「うちにはこんな管理のサービスがありますよ!」と目に見える形で、パンフレット等にまとめて持っていき紹介してください。
業務を管理委託契約時に理解していてもらえれば、その後の対応報告もより効果を発揮します。
家主にとっても、管理会社が5%の管理料で何をしているのか詳しく知ることができたらいいと思います。
まとめ
今回は、管理会社の業務を家主に伝え、目に見えにくいサービスを見える形にして伝える方法とその重要性について紹介しました。
管理業務は、激務です。
それに対しての正しい評価をしてもらえるようになれば、入居率が一時悪化したとしても、管理離れにはつながらないかもしれません。
日々、管理会社が家主のために行っていることは事細かく家主に伝え、正しく評価してもらいましょう!