入居完了まで気を抜かない!
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リーシング対策に工夫を凝らして、入居を決めてくれた入居者。
入居を決めたときには入居申し込みをして、入居審査にかけられます。
入居までのいくつかの段階を踏んだあと、入居になります。
今回は、入居申し込みから実際に入居するまでを見ていこうと思います。
借主と良好な関係を作ることが重要
管理会社と入居者が出会うのは、客付けまでしていたら最初から、客付けは委託していたら申し込み以降になります。
第一印象の良くない会社に、自分の暮らしを守ってもらいたいと思う入居者はいないでしょう。
初めて会ったときに入居者に持たれた印象で、今後の関係性が左右されるくらいの気持ちでいてください。
印象が悪いと感じられて申し込みをキャンセルということも珍しくはありません。
関係性さえある程度築くことができていたらトラブルが起こったとしても、うまく解決することができたり、入居後のサポートをするにあたり管理会社のメリットになることが多いはずです。
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申し込みのキャンセル防止
上でも書いたように契約を決意してからの離脱もありえなくはありません。
申し込みをしてもらったら、その物件はポータルサイト等から外して、入居者のブッキングを防ぐようにするので、契約キャンセルされてしまった場合は、ポータルサイトから外していた期間に得られたかもしれない入居者を逃すことになります。
こういった急なキャンセルがないようにするには、
①こまめに入居予定者と連絡を取る
②契約日と契約金入金を前倒しに
以上のような対応をとるのもいいと思います。
①は対応の丁寧さを感じさせます。
契約書にサインをしてくれたら、急なキャンセルをされる確率はぐっと下がります。②では入居日がいつであろうと、契約日は早めに設定しておいて契約書にサインをしてもらうという手法です。
②に関しては、相手の意思も尊重することは忘れないでください。
強引にしてしまうと、相手に不信感を与えることもあります。
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入居前チェックは入念に
前の入居者が退去した後、修繕が必要な場所があったりした場合原状回復工事をします。
完了した後でも、内見で人が出入りしたりして、また破損している箇所があるかもしれません。
汚れや傷がないかをしっかり確認してください。
契約時には、入居する人に入居時チェックリストを渡すと思います。
そこでチェックされた箇所がある場合もしっかり確認してくださいね!
その他にも、設備がちゃんと動くかも確認してください。
入居して早々に設備トラブルが発生…となった場合、入居者は管理会社に対して良くない印象を抱く可能性もあります。
入居が完了してからも、何か不具合はないか管理会社側から聞くことも大切だと思います。
入居者側からしても、気にかけてくれているんだなと思えますし、ちょっとした心遣いが入居者との関係を良くしていくと思います。
まとめ
今回は申し込みから契約、入居までの過程で、入居者といい関係を築いていく方法について紹介しました。
管理会社のお客さんは、家主だけではありません。
入居者の暮らしやすさを守る役割も管理会社は担っています。
入居者とのファーストコンタクトはかなり重要です。
今後、トラブルが起こってしまった場合にも関係性を築いておけば、大ごとにならずに済む可能性も大いにありえます。
申し込み時からの離脱を防ぎ、入居後も入居者といい関係性を築けるよう、こまめな確認、丁寧な対応を心がけましょう。
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