いえらぶのホームページを導入した理由
初めての試みなので慎重に比較しましたが、いえらぶが一番良かったです。
自社付け用のホームページを制作しようと思った理由は何ですか。
オーナーの一番の関心事である「空室対策」の役に立ちたいと思ったことがきっかけです。
仲介会社に客付けを依頼するだけではなく、自社付けもできればオーナーの皆さんにより貢献できるんじゃないかと。自社付けの仕組みができれば、コストが抑えられて収益拡大にもなりますしね。
また管理会社が入居者募集サイトを持っているというのは、管理切替えを検討しているオーナーへの1つの切り札になってきているんです。管理戸数を伸ばすために、オーナーへのアピール手段としてもホームページを活用したいと考えていました。
ホームページ制作前はどのように空室対策をしていましたか。
ユーミーらいふグループの仲介部門に斡旋をしたり、ポータルサイトに掲載をしたりしています。
あとは、コーポレートサイトを不動産専門ではない制作会社にお願いして制作しましたが、あまり反響が鳴らなかったんですよね。
顧客管理のような仕組みもなかったので、次はやはり不動産専門の会社にお願いしたいと思ったんです。
不動産専門の会社のなかでもいえらぶを選んだ理由を教えてください。
うちにとって自社付けサイトは初めての試みなので、パートナー選びは慎重に行いました。
半年ほどかけて色んなサービスを検討しましたが、不動産専門でも機能がありすぎて使いにくそうなサービスが多かった印象です。
そんな中、いえらぶのサービスは一番使いやすそうで、トータルで見ても一番良かったので決めました。
最初はとりあえずお話を聞いてみたのがきっかけです。いえらぶが色々な不動産支援サービスを持っていると知っていたので、前々から関心を持っていました。
実際にホームページ制作のお話を聞いてみたら、テンプレートの種類が豊富で、弊社のブランドに合うデザインが見つかりました。また、反響が来たあとの追客やステータス管理ができる顧客管理システムがある点も大きかったです。
ホームページ制作時の感想・公開後の効果
他社付けでは決まらない物件にも反響がきています。
今回のホームページでこだわったポイントを教えてください。
ここ2年くらいはコロナ禍でリモートワークが普及した影響もあり、都内からの転入者が増えました。そういった時流も意識して、湘南らしい暮らしの魅力が伝わるようなコンテンツ設計を意識しました。
例えばブログ機能を利用して「湘南暮らしマガジン」というコラムを連載しています。
物件だけを基準にお部屋探しをするのではなく、地域の魅力や入居者の声、工務店のこだわりがお部屋探しにつながるといいなと思っています。
コラムは、追客メールにも活用していますね。「ここはこんな地域ですよ。内見までによかったら見てくださいね」といった風にコラムのリンクを貼っています。
あとはSNSにコラムを載せて、そこからホームページに流入してもらうような使い方もしています。
物件軸以外での集客や、追客への活用にもしっかりと力を入れていらっしゃるんですね。
反響数などの効果は感じていますか。
最近は月に20件ほどホームページから反響がきています。反響からの申込み・成約数も含めて、だいぶ形になってきました。
今回特に良かったと思っているのが、他社付けでは決まらない物件の反響が増えたことです。
仲介会社はやはりスピーディーに成約することが重要ですから、駅近や新築など条件が良い物件に案内が偏りがちです。ですが、ホームページでは弊社の仲介部門が苦手とするような、少し条件の良くない物件の反響が取れています。
そういう物件でも工夫次第で魅力を伝えられて、ユーザーにもじっくり見てもらえるのは、ホームページならではだと思うので、大変ありがたいですね。
ホームページ公開後はどのように運用されていますか。
今回のホームページ制作を機に、新たに自社付け業務専用のプロジェクトチームを作りました。物件の撮影やサイトの更新、反響後の追客はそのチームで一元管理しています。
というのも、数年前まではポータルで自社物の反響があった場合、各拠点の物件担当者が一次対応からすべてやっていました。でも結局、反響への返信漏れがあったり、失注・成約などへのステータス変更漏れがあったり・・・顧客管理が全然できていなかったんですよね。
そういう課題があったので、今回は管理できるように反響対応を一手に引き受けるチームを作りました。いえらぶの顧客管理システムを用いて、追客もルール化してやっているので、顧客管理は属人化せずきっちりできているかなと思います。
体制の見直しもされたんですね。弊社のサポートはいかがでしょうか。
手厚くサポートしていただいています。弊社オリジナルのマンションシリーズの紹介ページなど、オリジナルコンテンツ制作もお願いしましたが、おかげさまでとてもスムーズに進められました。
運用をはじめてからも、こちらの要望をしっかりと汲んでくれて、期待以上のことをやってくれていると思います。
今後の展望
物件の魅力を引き出して、よりたくさんの空室を埋めたいです。
ホームページで今後やっていきたいことを教えてください。
未内見でもユーザーが契約を決断できるような情報提供に力を入れていきたいです。
最近は物件の埋まるスピードが早く、内見できない退去前の物件でも契約になることがあります。ほかの人に取られるくらいなら早め早めに、という感じで・・・
でも、未内見で決めるってユーザーにとってはすごく不安ですよね。その不安を払しょくできるように、物件情報を充実させたいです。
特に、写真の点数やクオリティを大事にしたいです。
管理会社だと通常、現場の状態を把握するためだけに写真が必要なので、パッと撮るだけでした。それだと魅力に感じてもらえないので、撮り方を工夫していきたいですね。
こういった、物件の魅力を引き出すのは主に管理会社の仕事だと思っています。
仲介会社にとって重要なのは、条件のいい物件をいかに早く見つけて、早く成約を決めるか、ですよね。
一方で我々のような管理会社は、少し決まりづらい物件であっても魅力を見つけたり見せ方を工夫したりして、よりたくさんの管理物件の空室を埋めることが大事ですから。
そういった点は、他社付けと自社付けの違いが明確に表れていますね。
そうですね。とはいえ、自社付けにはまだまだ不慣れなので、ノウハウをもっと貯めていきたいです。
ホームページが出来上がってからも、最初は色んな不安がありました。本当に反響がくるのかなとか(笑)
そんな我々でも安心して取り組めるように、いえらぶがパートナーとしてサポートしてくださるのは心強いです。客付け支援のサービス・ノウハウも充実していますし。
今後はサイトにショート動画を入れてみたりもしたいですね。あとは、いえらぶCLOUDはまだ使いこなせていない部分もあるので、色々やっていきたいです。
最後に、ユーミーClass様の今後の展望を教えてください。
これからは、ユーザーが初期費用をできるだけ抑えて、いい物件に住めるような仕組みを管理会社として作っていく必要があると感じています。
自社付けであれば仲介手数料無料で案内ができますし、物件について一番詳しいのも管理会社ですから。管理会社はオーナーに一番近い立場で、物件情報や入居者情報・周辺情報など、全ての情報を把握しています。
だからこそ、我々が良心的な物件提案をして、ユーザーが安心して住まい選びできるようにしていきたいです。
あとは、ユーザーの意見をオーナーにもっと伝えることができれば、空室対策も改善しやすくなります。そういった意味でもいえらぶで作ったホームページを活用してユーザーの声を拾っていきたいです。