【独立】不動産フランチャイズは稼げる?メリットデメリット・失敗を防ぐ事前準備を紹介
目次
▼【失敗を防ぐ】不動産開業に向けた準備を徹底解説!
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不動産事業で独立する方法のひとつに、不動産フランチャイズがあげられます。不動産フランチャイズとは、本部となる親企業と加盟店契約を結び、ブランド名やノウハウ、看板を借りて経営する方法です。加盟店は、契約内容に応じたロイヤリティを支払うこととなります。
不動産以外にも、コンビニや飲食店などさまざまな業界でフランチャイズ経営が行われています。一般的なビジネスシステムのひとつと考えると、自分も不動産フランチャイズに加盟すべきなのでは、と悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは不動産フランチャイズのメリットやデメリット、失敗を防ぐポイントを紹介します。
独立したら検討!代表的な不動産フランチャイズ加盟店
独立開業する方法は、ゼロから自分の会社を立ち上げるか、不動産フランチャイズと加盟店契約を結ぶかの2つに分けられます。自分で屋号などを用意するよりも、フランチャイズ加盟店のほうが手軽に開業できるのでは、と考える方は少なくないでしょう。
実際にどのような不動産フランチャイズが存在するのか、まずは代表的な2社について紹介します。
全国展開かつ認知度の高い「センチュリー21」
テレビCMなど広告展開も積極的に行っている「センチュリー21」は、すべての店舗がフランチャイズ加盟店です。全国展開かつ高い認知度を誇りつつも、直営店がない経営方法からは、優れたノウハウを有していることが分かります。
加盟料 | エリアによって異なる |
---|---|
初期費用(開業資金) | 設備費など総額1,000万円程度 |
ロイヤリティ | 受取手数料の6%程度 |
その他の特徴 | ・無料の研修が多数 ・広告基金拠出金などは、エリアによって相談可能 |
契約期間は5年ごとの更新で、業績や要望に応じて担当者による営業支援サポートを受けることができます。無料研修は店舗運営に関係するものだけではありません。マネジメント研修など経営者や管理職向けの講座も多く開催されており、人材育成にも力を入れられるのが特徴です。
フランチャイズ店舗数NO1「アパマンショップ」
アパマンショップも全国展開しており、知名度の高い企業です。店舗数も多く、公式サイトによると2021年11月時点で1,043店舗(直営店や海外店舗も含む)を展開しています。
「ITを活用した不動産業界の質的向上」を掲げており、運営だけではなく、研修やサポートにもITを活用しているのが特徴です。
加盟料 | 新規の場合、100万円~300万円(出店エリアや条件で決定) |
---|---|
初期費用(開業資金) | 出店エリアや条件による |
ロイヤリティ | 1店舗あたり月7万円 |
その他の特徴 | ・広告分担金が月10万円程度
・研修が豊富 |
契約期間は、2年ごとの更新です。物件検索サイトや営業支援システムなど、ITを駆使したサポートを受けられるうえ、さまざまな研修も行われています。eラーニングや全国大会などもあります。
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独立して不動産フランチャイズに加盟するメリット
独立したとき、前述のような不動産フランチャイズに加盟する主なメリットとして、次の3つがあげられます。
ネームバリューを集客に活用!
フランチャイズ加盟店は親企業の看板を利用するため、ゼロからブランディングする必要がありません。知名度の高い店名を掲げることで、顧客にとって安心感のある店舗となり、営業もしやすくなります。
特徴的な看板やのぼりによって、立地次第で飛び込み客が期待できるでしょう。チラシなどで積極的に集客をせずとも、店名や看板、のぼりが大きな広告塔として機能してくれます。
サポート体制が手厚いから独立しても安心!
それぞれの親企業が、独自の研修プログラムを提供しています。業務に関することだけではなく、マナーや営業の研修もあります。独立して間もない会社でも効果的な人材教育が可能です。
全国大会など、他の加盟店の従業員と交流する機会を設けている親企業も少なくありません。経営層はもちろん、新入社員や若手社員も加盟店の内外に人脈を作ることができるため、業務に役立つ情報収集がしやすくなります。
助成金・補助金を利用できる!
独立後のコストを抑えたい場合、国や地方自治体、商工会議所などが用意している助成金や補助金の活用がおすすめです。
小規模事業者を対象としたものや、ITなど特定の設備の導入をサポートするためのものがあります。助成金や補助金の中には、業種問わず利用できるものが多くあります。
事業にかかった費用を後から支給される形式がほとんどです。しかし、多くのケースで事前の申請が必要となります。まずは利用したい助成金や補助金の要件を確認しておきましょう。
不動産の開業で利用できる助成金や補助金の一例として、「トライアル雇用奨励金」があげられます。トライアル雇用奨励金とは、職業紹介事業を介して紹介された人材を、原則3か月のトライアル雇用した場合に月額4万円(1名あたり)が支給される制度です。
他にも不動産事業で利用できる助成金や補助金は複数あるため、求人や設備導入の前に調べておくと良いでしょう。
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独立して不動産フランチャイズに加盟するデメリット
独立して不動産フランチャイズに加盟することで、ブランディングなど多くのメリットを得られます。一方で、通常の開業と比べてデメリットを感じることもあります。
不動産フランチャイズに加盟した場合、デメリットと感じる可能性がある点は、次の2つです。
費用対効果が見合わないことも
フランチャイズ加盟店は、毎月本部である親企業に対して一定のロイヤリティを支払わなくてはなりません。ロイヤリティ率は契約内容や出店エリア、企業ごとによってさまざまです。利益のうちの数%となっている場合もあれば、毎月定額が発生することもあります。
また、加盟する際にも加盟料や店舗設備、看板設置などの名目で費用が発生します。毎月のランニングコストが上がることで、人によっては売上と釣り合わないと感じるでしょう。
店舗の運営に制限を感じることも
営業時間などは比較的自由に決められるケースがほとんどです。しかし、ブランドイメージを保つために、運営方針やルールが厳しいことがあります。
経営の自由度が低くなることや、システム面の良し悪しに不満を感じる可能性も考えられます。
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フランチャイズに加盟せずに不動産独立を成功させるコツ
知名度を考えるとフランチャイズ加盟は魅力的ですが、経営の自由度を考えると加盟せず開業することも検討したいところです。
そこで、不動産独立時にフランチャイズ加盟せずに軌道へ乗せるコツを紹介します。
HP制作を反響獲得に強い会社へ依頼する
現代において、顧客の半数以上が、不動産情報をインターネット上でチェックしている状態です。購買意欲の高い顧客を取りこぼさず、問い合わせや資料請求に誘導するためには、集客効果の高いホームページが欠かせません。
自社にホームページ制作のノウハウがない場合は、専門会社へ外注することとなります。ホームページ制作会社を選ぶときのポイントは、制作会社の得意分野や強みです。
デザイン力に強みをもつのか、集客に強みをもつのか確認します。過去の制作実績なども参考に絞り込み、自社に合った制作会社を選びましょう。
システムを活用して業務効率化を図る
不動産会社の業務内容は、多岐にわたります。来店顧客やメール、電話の問い合わせ対応など接客はもちろん、顧客管理もあげられます。ルーティン化しつつある部分やデジタルデータ化できる部分は、システムを活用して効率化しましょう。たとえば顧客データや営業進捗は、専用システムの導入で一元管理しやすい部分です。
システム選びでお悩みの方は、ぜひ「いえらぶCLOUD」をお試しください。いえらぶCLOUDは人工知能によって入力業務などさまざまな作業の効率化を図れるツールです。
不動産業に特化したホームページ制作もできます。4,000サイト以上の制作実績をもとに、全てのページでSEO対策を実施しており、アクセス数増加につながります。集客、追客、接客などの顧客管理業務を一元化できる、営業支援システムとしての特性もあります。
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