元FC加盟店が脱退後に査定サイトで反響をとる戦略
売却反響獲得にも力をいれており、チラシ、一括査定サイトの他、売却専用のホームページを運用しています。
以前の取材ではなぜFC加盟店で一括査定サイトを利用している中、自社の売却専用ホームページを作ろうと思ったのか、作成経緯を伺いました。
この度、同社はFCから脱退、新しく購入用の自社ホームページを作成。
今回の取材は2回にわけて記事を執筆いたします。
第一部でFC脱退の経緯と一括査定サイトの反響対応の仕方を、第二部では自社ホームページ作成から半年たった反響の状況と運用方法について伺います。
第一部のこの記事ではFC脱退の経緯と一括査定サイトの反響対応の仕方についてです。
FC名ではなく、自社の名前を売る
半年前のインタビューで、港区ですでに同一のFC加盟に加盟している会社が複数あり、お客様が間違って他社に流れてしまう可能性を指摘されていました。たしかに同一エリア・同一FCであれば一般の方からすると見分けはつきにくいでしょう。
しかし、FCの知名度は一括査定サイトで反響を獲得するのに大きな役割をになってくれそうですが、なぜ脱退したのでしょうか。
更新というのがタイミングとしてあったんです。
元々将来的にはFCを脱退して「アビテナ」としてやっていこうというのは考えていたので、更新が来た時に今脱退して大丈夫かっていうのを社内で話し合って決めました。
「やっていける」というより「やりましょう」みたいな感じなんですけど、
FCの看板で特に満足するほどの反響数もあったわけではないので、また加盟の契約を3年更新して「アビテナ」の名前を売るのが遅くなることを考えたら今がタイミングかと思いました。
一括査定サイトの反響対応
一括査定サイトはHOME'S、リビンマッチ、あと売却の窓口を使っています。一括査定サイトのお問い合わせはいえらぶCLOUDの顧客管理システム導入以降、問い合わせ情報が全て自動で入ってくるのでそこで管理しています。
反響は金額が知りたかったという内容がほとんどです。
そういうお客様でも金額が知りたいなら、まずは簡単な査定書を送ってあげたりしています。
将来いつか売ることになった時のためになれたらと、1件ずつ誠実に対応してするようにしています。
お客様への対応内容も履歴が入れてあるとやっぱり社内周知・共有が出来て対応の質があがるのでお客様対応の履歴の入力も習慣化させていく予定です。
弊社は他社様に比べて人数がだいぶ少ないので社内の会話は多い方だと思うのですが、その分顔を合わせる機会は人が多くはない。
話すけどお客様の対応とかが入るので、中々スタッフと会わない日とかがあるのです。
そんな日にたまたま電話取った時に、自分が状況を把握していないお客様でも顧客管理システムをみれば、そのお客様とのやりとりの内容がざっくり分かるのはお客様も私たちも安心しますし、対応がスムーズです。
顧客管理システムはもともとFCのシステムを使っていて、切り替えたのはほんとに最近です。
まだまだ使い慣れてないのですが、「要対応」「未対応中」「残り案件がどうなりました」、などお客様の現状が選択できるので、まずここからちょっとずつ入れていっています。
入れておくと、お客様の状況にあわせて絞り込みやリストの作成ができるそうなので活用できたらと思います。
一括査定サイトの反響は、基本来た反響全部とる勢いでやっていますが、
「こういったお客様で、今こういうアプローチしてます、この次こういう事します」とかっていう会議はスタッフとしてます。
今システムの切り替えのタイミングでできてないんですけど、落ち着いたら週一ぐらいでやりたいですね。
まとめ
一括査定サイトの問い合わせは売却依頼の問い合わせではなく「査定の依頼」であるため、 価格を知りたいというお問い合わせがくるのは当たり前、というスタンスのもと初回の案内時に真摯な対応と、社内共有のために顧客管理システムを活用されていらっしゃいました。
とはいえ、他にも相みつなく自社に問い合わせをしてくれる方を増やしたいとみなさん思われるでしょう。
次回は売却専用の自社ホームページの反響の中身と、ホームページの運用方法について伺います。