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成功と失敗に学ぶ、不動産web集客における8つのポイント!

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不動産会社の集客は近年すっかりWebが中心ですが、その方法も技術の進歩とともに少しづつ変わってきました。

まずは、Webに限らずうまく集客できない理由を整理したうえで、最新の状況にあてはめて改善していく必要があります。

今回は、Webをフル活用した集客の方法について解説をします。「うちは大丈夫!」という方もぜひお読みください。

【不動産会社の集客】失敗する理由

反響を取るためには、地域で数ある不動産会社のなかから、お客さまに選ばれる理由が必要なのですが、そこがうまくできない理由とは、何なのでしょうか?

物件情報が埋もれてしまっている

物件情報の流通がゆたかになった分、同じ物件の情報が多数出回るなど、物件の反響に結びつけるのが難しくなっています。

そのため、媒体に載せているだけと情報が埋もれてしまう確率が上がってしまったのです。

どのような方にどのような物件が求められているのか、物件のどのような情報が求められるのかの分析をおこない、発信する情報に反映させていく必要が出てきました。

載せている物件情報が古い

お客さまは会社ごとの比較が容易になったことで、物件情報の成約済み対応や、賃料改定などが行われないことを敏感に感じ取り、より情報が新しい会社を選びます。

繁忙期ほどその目はシビアになるため、忙しいなかで効率よく情報更新をおこなっていくことが必要になってきたのです。

後述しますが、こまめな更新をおこなうことでSEO上も有利になり、ホームページへのアクセスが増えます。

親しみやすさがない

不動産会社は今でも「専門知識が多く難しい」「なんとなくこわい」というイメージを持たれる方がおられます。

お客さまは「自分のために親身になって物件を探してくれるか」「わかりやすく説明してくれそうか」ということを、来店前に判断したいのです。

会社の方針や、スタッフと社内の雰囲気を伝え、安心感を生み出すことが必要です。

他社との差別化要素がない

これはなかなか難しい点かもしれませんが、「ここへお願いすれば、自分の探しているような物件が他よりもたくさんありそうだ」と思ってもらえる点があれば、大変有利です。

そのための品ぞろえや、方向性を打ち出すことは、お客さまに選ばれる要素です。

このように、お客さまは行動を起こす前に物件の候補と、不動産会社のポイントを比較しています。

アナログ集客への依存によるコストパフォーマンスの低下

アナログ集客への依存はコストパフォーマンス低下に繋がりやすいため、注意が必要です。

アナログ集客とは、たとえば以下のような内容です。

  • チラシ・ポスティング
  • ダイレクトメール
  • 看板広告
  • 紹介
  • 店頭に物件詳細を貼る

SDGsの観点からも、チラシ・ポスティングやダイレクトメールはゴミになるため嫌がられる傾向があります。また、宅建業法上で悪質な勧誘行為が禁止されているため、悪質行為とみなされれば宅建業法違反になってしまいますので注意が必要です。

看板広告や紹介は顧客のターゲティングが難しく、想定している集客効果よりも費用対効果が見込みにくいです。

店頭に物件詳細を貼っても、駅前などの人通りが多い店舗でなければ反応が薄いことがあるため注意が必要です。

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不動産の集客はWebが重要!その理由とは

不動産業に限らず、企業がWebにホームページを所有するだけでなく、SNSを利用して会社や商品の魅力を発信したり、直接販売する時代です。

「不動産は高額商品だし、ネットで売ることに抵抗がある」と思われるかもしれませんが、不動産は「Webで売る」ことに、きわめて適した商品・サービスです。

インターネット上で物件を探すお客さまが多い

インターネット以前の時代は、電話問い合わせか、来店からすべてが始まりました。

しかし現在は、athomeなどのポータルサイトを通じて多数の物件からの比較のうえ、自社ホームページでの詳しい情報から、事前に検討をするのが当たり前になりました。

国土交通省はインターネット利用の物件探索を「4割程度」と発表していますが、実情ではそれよりはるかに多い点は、多くの方が感じていると思います。

情報が拡散されやすい

Webに掲載した情報は、googleなどの検索エンジンや、TwitterなどのSNSを通じて、自動的に拡散していきます。

その状況に対して支払う広告費はゼロです。

Webには有料でおこなう広告もありますが、ホームページやブログを更新して、その成果がうまく拡散できれば、その経費は人件費のみなのです。

その更新作業の効率を上げられれば、人件費まで圧縮できます。

お客さまとコミュニケーションが取れる

売買取引のお客さまは検討期間が長いため、新しい物件情報を絶えずチェックしてもらえる手段が必要ですが、その点Webは有効です。

新しい情報にくわえて、専門的な知識からのアドバイスを発信して、信頼感の下地をつくります。

賃貸のお客さまは、最近借り手優先の市場となってきている関係で、「安くて条件が良ければ何でも良い」というのではなく、条件にこだわって探される傾向が強まっています。

比較的短い期間にしっかりコミュニケーションを取り、追客をするきっかけとして、Webでの情報発信を活用します。

反響営業・マーケティングもできる

Web集客は、希望条件を固められている途中のお客さまへの反響営業をおこないやすいです。.

来店するのは気が重いお客さまに、相場や環境、ローンや保証の基本的な属性などをメールなどで気軽に相談してもらえれば、追客の下地にすることができます。

さらに、ポータルやホームページへのアクセス状況を確認することで、物件への指向、お客さまのニーズの分析をすることもできるのです。

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不動産Web集客でおすすめの方法8選!

では具体的にどのようにWeb集客をすべきなのか、おすすめの方法をご紹介します。

ポータルサイトへの情報掲載

ポータルサイトは各社がエリア内で物件を掲載するので、以下の点に注意すれば、他社よりも有利となります。

  • 掲載数を増やす。
  • 鮮度の高い物件を掲載する。
  • 自社ならではの物件を掲載する。

ポータルに掲載していることでお客さまの安心感も形成しつつ、自社のホームページへ誘導するといった、自社をよく知ってもらうための工夫も必要ですね。

自社ホームページの集客

自社のホームページは、ブランドイメージ、得意分野のアピールやスタッフへの安心感、ポータルに掲載しない物件の情報を発信します。

お客さまは自社ホームページの情報まで確認したうえで、問い合わせをする会社を決めるので、「もうひとつのお店」という認識で、デザインや掲載情報、更新にこだわります。

ブログによる情報発信

GoogleやYahoo!などの検索エンジンからのアクセスを増やし、反響数を増やすためには、以下が重要です。

  • 豊富な情報量
  • こまめな更新頻度
  • スタッフが安心して相談できる人たちかどうか

これらの要素のすべてに応えることができるのが、ブログの更新です。

ホームページやSNSの内容との連動も意識して、物件情報、地域情報、スタッフ日記、不動産取引の知識などを更新していきましょう。

不動産一括査定サイトの活用

不動一括査定サイトなら、売却したいユーザーに効率的にリーチできることを知っていますか?

1社の不動産会社だけに不動産の査定を依頼した場合、その査定価格が高いのか低いのか、信用して良いのかなどを判断する材料が限られてしまいます。

一方で、不動産一括査定サイトを利用して複数社に査定依頼した場合、様々な査定価格を比較したり、根拠を尋ねて共通点を見つけることができるため、不動産の適正価格を把握することが出来るのです。

実際に不動産をいくらで売り出すのかは、不動産売却の中でも極めて重要なポイントの1つで、この価格設定によって不動産がいくらで売れるのか、売れるまでにどのくらいの期間がかかるのかも大きく変わります。

そのため、不動産の適正価格を把握することができる点は、不動産一括査定サイトの大きなメリットです。

SNSによる情報発信

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは、情報の拡散効果が非常に高く、ブログやホームページへ導くこともできます。

さっと目を通してわかりやすく、喜ばれる内容を発信するよう心がけると、フォロワー(常時チェックしてくれる方)が増えてきます。

SNSはそれぞれ対象年代が異なっていたり、流行りすたりもありますので、そのあたりの点も意識して、上手に活用しましょう。

不動産会社のSNS集客については以下記事で詳しく解説しています。ぜひご参考ください。

不動産集客ならSNSを活用すべき!メリットや運用方法を解説

リスティング広告

リスティング広告によって不動産会社のWeb集客ができます。

リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジン上の検索で表示される広告のことです。

メリットとしては、顧客の反応が素早く得られることと、地域性の高いキーワードで顧客の意図に合った集客ができることです。

反対にデメリットとしては、広告費の高額入札で掲載順位を上げることができるため、ある程度まとまった費用が発生することや、検索数が多いキーワードは単価が高額となってしまうことなどがあります。また、クリック課金方式なので、ユーザーがクリックするとその都度課金されることも注意が必要です。

不動産のリスティング広告について、詳しくは以下記事をご参考ください。

不動産会社がリスティング広告で集客力を高める5つの方法を解説!

メルマガ

メルマガも有効なWeb集客の手段です。

一度問合せや資料請求などで得た顧客のリードナーチャリング(顧客育成)の手段としてメルマガは注目されているツールの一つです。

見込み客との関係性を保ちながら育成していく過程で、顧客との信頼関係も生まれるというメリットもあります。

YouTube動画

YouTube動画は、文字や写真よりも多い情報を、わかりやすく伝えることができる上、視聴者の関心を引きやすいため、集客やマーケティングツールとして活用する企業が増えてきています。

不動産会社にとっては、店舗や従業員の雰囲気を伝えたりることで、顧客が親近感を持ち店舗に足を運びやすくなったり、動画の内容次第では幅広い年齢層の顧客を狙うことも可能です。

また、ホームページやブログとの連動で、効率よくマーケティングすることもでき、YouTubeを運営しているのはGoogleなので、SEO対策の一環としても有用です。

以上、7つのWeb集客手法をご紹介しましたが、Web集客を効果的かつ効率的におこなうために、いえらぶCLOUDの活用をおすすめします。

いえらぶCLOUDは運用開始後のサポートを含む集客の総合機能のほか、賃貸管理システム、不動産ホームページ作成や反響分析、不動産ポータルサイト連動など、業務の効率化にも力を発揮します。

まとめ

不動産の集客がうまくいかない理由、Web集客の重要性とWebでのおすすめ集客方法について解説をしました。

時間と予算に限りはあるなか、Webをうまく利用することで、効率を重視しながら集客に最大の効果をあげていきましょう!

いえらぶCLOUD紹介資料

株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人いえらぶ編集部

全国15,000社の不動産会社の業務効率化や売上アップをサポートする中で得たノウハウを日々発信中。SNS集客やBPOサービスなど、最新の情報もどんどん発信していきます。

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