賃貸管理

不動産向けシステムを作るエンジニアが教える「不動産業務に役立つExcel活用法」

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不動産業務と切っても切り離せないExcel。

弊社の調査では、不動産会社の約半数がシステムなどに頼らずExcelで業務を行っています。



そんな中で「パソコンがうまく使えていない」「もっと便利な使い方があるはず」と感じている方も多いでしょう。

今回はそんな方向けに、不動産業務に役立つExcelの利用方法をご紹介します。



入金チェックに役立つExcel活用法

入金チェック表をExcelで作っている方も多いのではないでしょうか。

しかし「入金済か未入金かが分かりづらい」「入居中、解約手続き中、契約更新が近い人がなかなか見つからない」といった課題もよくあります。


色を行ごとに変えると一目で分かるようになりますが、手作業だと面倒でつい忘れがちです。

そんな時は、該当セルや行に対して 条件付き書式を設定するとらくになります。

特定の単語が入った行の、文字やセルの色を自動で切り替える書式設定をご紹介します。


①条件付き書式を設定する



*操作手順*

①A2からI10のセルをドラッグして選択

②ホーム>条件付き書式を選択

③新しいルールを選択

④「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択

⑤ダイアログのルールの内容を編集

┗青い囲い部分に「=$A2="入金済"」と入力


OKをクリックし、範囲が「 $A$2:$I$10」となっていることを確認して OKを

クリックしてください。


これで設定は完了です。

②入力規則を活用する

条件付き書式は設定できましたが、「入金済み」「入金済」のような表記違いがあると効果がありません。

そこで役立つのが入力規則です。


*入力規則のメリット*

①人によって入力の差が出ない

②いちいち打ち込む必要がなく、入力の手間が省ける



*操作手順*

①A2からA10のセルをドラッグして選択

②データ>データの入力規則を選択

③入力値の種類(青い囲み)で「リスト」を選択     

④元の値(黄色い囲み)で選択肢にしたい項目を「,」で区切って直接入力

※今回の場合は(入金済,未入金,一部入金)と記載

⑤OKで入力規則の設定が完了


まとめ

いかがでしょうか?

簡単な設定で、業務が大幅に簡単になります。


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株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人いえらぶ編集部

全国15,000社の不動産会社の業務効率化や売上アップをサポートする中で得たノウハウを日々発信中。SNS集客やBPOサービスなど、最新の情報もどんどん発信していきます。

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