家賃保証会社のクレジットカード決済サービスとは?利用するメリット・デメリットを解説
目次
▶クレジットカード決済サービス-家賃保証会社のいえらぶパートナーズ
賃貸物件を借りるときには基本的に連帯保証人を立てる必要があります。しかし、連帯保証人が見つからない場合に便利なのが、家賃保証会社(賃貸保証会社)です。家賃保証会社とは、入居者が家賃を滞納した場合に、入居者の代わりにオーナーに家賃を支払うサービスを提供する会社のことです。
家賃保証会社の中には家賃の保証サービスだけでなく、クレジットカードの決済サービスを取り扱う会社もあります。クレジットカード決済サービスを導入することで、入居者が家賃・初期費用をクレジットカードで支払うことが可能になります。
この記事では、管理会社・オーナーがクレジットカード決済を導入するメリット・デメリットについて解説します。また、クレジットカードで決済できる家賃保証会社も紹介します。
家賃のクレジットカード決済が増えている理由
近年、さまざまな要因が絡んで家賃のクレジットカード決済が増えています。まず、キャッシュレス決済が日常生活に浸透してきたことで、クレジットカードの利用頻度が高まりました。
また、管理会社・オーナーも入居者のニーズに応えるために、家賃のクレジットカード決済に対応するようになりました。管理会社・オーナーにとっては家賃滞納のリスクを回避でき、入居者の間口が広がるメリットもあります。
これらの理由から、家賃のクレジットカード決済は今後も増加する傾向にあると考えられます。
より詳しく、管理会社・オーナーがクレジットカード決済を導入するメリットを紹介します。
管理会社がクレジットカード決済を導入するメリット
入居者の利便性・満足度の向上
クレジットカード決済に対応することで、入居者は自分の持っているカードから家賃を支払うことができます。入居者の利便性が高まり、支払い忘れや遅延も防げます。
また、クレジットカードによっては、家賃支払いでポイントやマイルが貯まるというメリットもあります。入居者のニーズに応えることで、満足度を高めることができます。
入金管理業務の効率化や手間の削減ができる
クレジットカード決済に対応することで、カード会社から一括で家賃が入金されるため、入金確認や振込手数料などの管理業務が簡素化されます。
また、クレジットカード決済はカード会社が支払いを保証するため、家賃滞納のリスクを軽減できます。これにより、債権回収や督促などの手間やコストを削減できます。
管理会社がクレジットカード決済を導入するデメリット・注意点
入居者にクレジットカードの決済手数料がかかる
クレジットカード決済には、カード会社や代行会社に支払う手数料が発生します。この手数料は、管理会社・オーナーが負担する場合もありますが、一部や全額を入居者に転嫁する場合もあります。
この場合、入居者は家賃に加えて手数料も支払わなければなりません。手数料の金額は物件やカード会社によって異なりますが、家賃の1~3%程度というのが一般的です。
例えば、家賃が10万円で手数料が2%の場合、入居者は10万2千円を支払わなければなりません。これは、入居者にとっては負担となりますし、家賃が高くなってしまう原因になります。
引き落としができなかった場合は入居者へ連絡が必要
クレジットカード決済は、カード会社が支払いを保証するため、家賃滞納のリスクを軽減できるというメリットがあります。しかし、カードの有効期限切れや限度額超過などで引き落としができなかった場合は、管理会社・オーナーは入居者に連絡して支払い方法を変更するように促す必要があります。
クレジットカード決済の場合でも、入居者が家賃滞納してしまった場合には入居者へ催促する手間がかかってしまいます。
家賃保証会社が提供するクレジットカード決済サービスを導入するメリット
家賃滞納のリスクを減らせる
家賃保証会社を利用すれば、入居者が家賃滞納した時でも家賃保証会社から安定的に家賃が振り込まれます。そのため、入居者の家賃滞納による損失や回収の手間を軽減できます。
また、入居者がカードで家賃を支払えなくなった場合にも、家賃保証会社が代わりに支払ってくれるため、入居者にとってカード決済できるだけでなく、オーナーや管理会社・オーナーにとっても家賃の未回収リスクをなくせるといえるでしょう。
入金までのタイムラグが短い
家賃保証会社によっては、入居者がクレジットカード決済を完了後、翌々営業日など比較的早い日数で入金が行われます。カード会社と契約しクレジットカード決済を導入するより、家賃保証会社のクレジットカード決済を導入する方が入金のタイムラグが短く、キャッシュフローを改善したい管理会社・オーナーにとっては利便性が高いです。
決済データを簡単に管理できる
家賃保証会社のクレジットカード決済を導入すると、管理会社・オーナーが、カード決済の入金管理や債権回収を家賃保証会社に一任できます。これにより、管理会社・オーナーは、決済データの管理や分析を効率化できます。
このサービスは、管理会社・オーナーの業務効率化や収益向上に貢献するものだといえます。
クレジットカード決済サービスを利用できる家賃保証会社の選び方
登録家賃債務保証業者かどうか
クレジットカード決済が可能な家賃保証会社は、多くのメリットがあります。しかし、すべての家賃保証会社が信頼できるとは限りません。そのため、クレジットカード決済対応の家賃保証会社を選ぶ際には注意が必要です。
クレジットカード決済対応の家賃保証会社を選ぶときに重要なポイントの一つは、登録家賃債務保証業者であることです。登録家賃債務保証業者とは、国土交通大臣に登録された家賃保証会社のことで、一定の基準を満たしていることが認められた業者です。
登録の基準には下記があります。
・暴力団員等の関与がない
・安定的に業務を運営するための財産的基礎(純資産額1,000万円以上)
・法令等遵守のための研修の実施
・業務に関する基準を規定した内部規則・組織体制の整備
・求償権の行使方法が適切である
・相談又は苦情に応ずるための体制整備
・法人の場合、家賃債務保証業を5年以上継続していること又は常務に従事
する役員のうちに、家賃債務保証業務に3年以上従事した経験がある
・使用人(事務所の代表者)について家賃債務保証業の経験が1年以上
こういった基準をクリアしてはじめて、登録家賃債務保証業者になることが可能です。
登録家賃債務保証業者であれば、安心してクレジットカード払い対応の家賃保証会社を利用できます。登録家賃債務保証業者かどうかは、国土交通省のホームページや各都道府県の国土交通局のホームページで確認できます。
参照:国土交通省
精算の早さ
家賃保証会社によって、管理会社・オーナーへの入金のスピードが異なります。月一回、決まった日付で管理会社・オーナーへ入金を行う家賃保証会社が一般的ですが、入居者からの入金が確認でき次第、比較的早い営業日のうちに入金してくれる家賃保証会社もあります。
キャッシュフローを改善したい管理会社・オーナーにとっては、精算の対応が早い家賃保証会社を選ぶことがポイントの一つになるでしょう。
手数料・ランニングコスト
通常、クレジットカードを用いた決済では専用端末費用、月額固定費、通信処理費がかかることが多いです。また、決済の度に振込手数料を負担する必要もあります。
そのため、専用端末費・月額固定費・通信処理費・振込手数料に注意・比較して家賃保証会社を選ぶようにしましょう。
おすすめの家賃保証会社のクレジットカード決済サービス
家賃保証会社のクレジットカード決済サービスにはいえらぶパートナーズがおすすめです。
いえらぶパートナーズのクレジット決済サービスを導入するメリットを紹介します。
手数料が安く、ランニングコストがかからない
決済手数料が2.0%(保証契約者以外は2.7%)となっているため入居者の費用負担が少なく、管理会社・オーナーにとっては導入しやすい手数料だといえるでしょう。また、月額固定費・通信処理費・振込手数料など月々の料金は完全無料で利用できます。
専用機器不要で清算が早い
必要な機能だけが用意された独自の賃貸管理システム「KanrIt!(カンリット)」上で入居者の情報を管理できるため、クレジットカード決済を管理する専用機器を用意する必要がありません。また、入居者は簡単にスマホで決済ができます。
入居者がクレジットカード決済を完了後、翌々営業日に決済金額から決済手数料を引いた精算金が支払われるためキャッシュフローも効率化できます。
まとめ
この記事では、管理会社・オーナーがクレジットカード決済を導入するメリット・デメリットについて解説してきました。
・集客力を向上させたい
・契約率を向上させたい
・業務を効率させたい
そんな管理会社・オーナーには、「いえらぶパートナーズ」のクレジットカード決済サービスがおすすめです。
ぜひ一度ご利用ください。
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