賃貸管理

家賃滞納が続いている・・・それでも自力救済はNGです!

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家賃滞納は賃貸管理をするときに、家主や管理会社の頭を悩ませる種の一つではないでしょうか。

保証会社に入って家賃保証の対策をとっている会社さんも多くいると思います。

今回は、家賃滞納の解決方法における「自力救済」という方法に注目してみましょう。

この自力救済はあまりとらない方が良い方法なので、なぜいけないのかその理由を説明していきます。

家賃滞納に困っている男性

■自力救済とは

そもそも自力救済とは何か、ご存じない方もいるかもしれません。

自力救済とは、法的な手段や手続きを飛ばして解決しようとする方法です。

・借主に無断で留守中に鍵を交換して部屋に入れなくする

・脅して部屋から追い出す

・借主の留守中に勝手に借主の荷物を部屋の外に出す

以上のような行為は、自力救済にあたります。

これは、借主の権利を無視した行為になり、法律を犯す行為になってしまいます。

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■自力救済の問題点

自力救済にはどんな問題点があるのでしょうか。

いつまでたっても家賃を収めてくれない入居者には頭を抱えてしまいます。

だからといって、部屋の鍵を勝手に変えたり、借主の荷物を運び出したりしてしまうと、この行為は不法行為にあたり、入居者に訴えられたら賠償金を支払うことにもなりかねません。

部屋に勝手に侵入することは、住居侵入罪になってしまうので、合いかぎを使うこともやめてください。

恐喝なんてもってのほかです。

管理会社や家主側からすれば、払っていない入居者が悪い、仕方ないと思うでしょう。

その気持ちは分からなくはありません。

しかし、気持ちのままに行動に移してしまうと罰せられる可能性が非常に高いので思いとどまってください。

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■家賃滞納の解決方法で良い方法はなに?

自力で解決しようとすると問題になるなら、いったいどんな方法で解決したらいいのでしょうか。

まずは、滞納している入居者と腰を据えて話すことから始めてください。

滞納者と話をするときは、攻め立てるような姿勢ではなく、その滞納者に寄り添うような形で話し合いを進めていきましょう。

感情的になることは好ましくありません。

当事者間で話すと感情的になりやすいのであれば、弁護士や専門家を呼ぶようにする等、そこは適宜工夫を行った方が良いと思います。

■まとめ

今回は家賃滞納の回収方法のひとつである自力救済について紹介しました。

自力救済は借主の権利を無視した行為になり、訴えられる可能性が高いです。

家賃の回収をしたいと思うのであればこの方法はとらない方が良いです。

家賃の滞納は、すぐの対応が重要です。

初期の滞納は、ただの振込忘れのことがほとんどになります。

それを見過ごして放置しておくと常習化してしまいます。

そうならないように滞納を見つけたらすぐに対象者と連絡を取るようにしましょう!

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この記事を書いた人いえらぶ編集部

全国15,000社の不動産会社の業務効率化や売上アップをサポートする中で得たノウハウを日々発信中。SNS集客やBPOサービスなど、最新の情報もどんどん発信していきます。

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