導入経緯
業務時間を短縮して、お客様と向き合う時間を増やすためです。

いえらぶCLOUDを導入した決め手を教えてください。
もともと売買部門ではいえらぶCLOUDを利用していたのですが、反響対応の効率の良さが賃貸部門での導入の大きな決め手になりました。
以前は他社のツールを使っていましたが、いえらぶCLOUDは反響が自動で取り込まれ、初回から顧客情報が整理された状態で入ってくる点が非常に魅力的でした。こちらでフォルダを作成したり、手動で入力したりする手間が省けるので業務時間の短縮にもつながっています。全体として運営の効率が格段に上がったと感じています。
少人数でも店舗を運営できている理由にもつながっているのでしょうか?
いえらぶCLOUDの導入によって反響対応や顧客管理にかかる時間が減り、本来の業務である「お客様への対応」に集中できるようになりました。
当社は現在11店舗を約50名で運営しており、1店舗あたりのスタッフは3~4名ほどと少数体制です。そういった体制でも問題なく運営できているのはシステムをしっかり活用できているからだと考えています。
なかでも、顧客管理システムを導入した決め手は何でしたか?
導入前は、お客様情報をすべて手入力して管理していました。その分どうしても入力漏れが出てしまったり、正確なデータをすぐに確認できなかったりすることも多く、情報の一元管理に課題を感じていました。いえらぶCLOUDは自動で顧客情報が取り込まれたあと、来店追客やり取りの履歴なども一連の流れで確認できるようになります。これによりお客様の動向が追えるようになりました。
また、メールやLINEでのやり取りも一画面でまとめて確認できるのでスタッフ間での情報共有もスムーズになりました。画面の構成もわかりやすく、チャット形式で表示される点も視認性が高くて好評です。現場でも「使いやすい」との声が多く、定着も早かったですね。
導入後の効果
誰でも同じクオリティで運用できる仕組みを実現できました。

導入後、便利だと感じている機能はありますか?
当社では反響獲得に力を入れているため、物件登録時の効率化は非常に重要です。いえらぶCLOUDでは、物件を登録する際にSUUMO採点(掲載品質スコア)が同時に表示されるため掲載エラーを事前に防げる点が非常に便利だと感じています。新規入力や更新にかかる時間は3分の1ほどになりました。
導入前は、得点が基準に達していないことが後から判明するケースもあり対応に時間を取られることがありました。もちろん意識はしていたのですが、社員一人ひとりの認識にばらつきがあったのも事実です。
しかし今回、新しくシステムを全員で一斉に使い始めたことで、SUUMO採点や掲載ルールへの意識がチーム全体で統一されました。操作がわかりやすく、知識の差に左右されずに誰でもまんべんなく活用できるようになったのは大きな変化だと感じています。
顧客管理システムを導入されたあとの効果はいかがですか?
導入後は、特に管理職にとって顧客の状況を把握しやすくなったと感じています。
以前は担当者ごとの管理に頼っていた部分が大きく、顧客対応の進捗状況や対応漏れが見えにくいこともありました。しかし、いえらぶCLOUDの顧客管理システムを使うことで今どのお客様がどの段階にいるのかをひと目で確認できるようになり、管理側としても非常に助かっています。トラブルの予防や対応のスピード向上にもつながっていると実感しています。
また、ライフラインアドバイザー(ライフライン取次サービス)を活用している点でも大きな効果がありました。取次業務もいえらぶCLOUD上で一括管理できるようになったため、「このお客様は取次済みかどうか」「今どのステータスか」といった情報がすぐに把握できるようになりました。その結果、実際の取次率は導入前と比べて1.5倍以上に向上しています。
今後の展望
お客様に届く仕組みを磨いて、反響の質にこだわりたいです。

貴社の今後の展望を教えてください。
いえらぶCLOUDを導入した当初は8店舗体制でしたが、現在では11店舗にまで拡大しました。やはり一番大切なのは、お客様に喜んでいただけること。そのために、より多くのお客様にサービスを届けられるよう、出店の拡大は常に考えています。もちろん、地域のニーズやタイミングを見極めながらにはなりますが、今後も必要とされる場所があれば積極的に店舗展開を進めていきたいです。
また、集客面では「反響の質と効率」にこだわる方針を今後も大切にしていきます。現在、エイブルのブランド力を活かしつつも、自社ホームページ経由の反響が年々増加しています。問い合わせ件数だけでなく、来店率・成約率においても非常に高い成果が出ています。自社ホームページ経由の成約率は反響から約4〜5割、来店後では6〜7割と高い水準を保っているため、今後も自社サイトの強化に注力していく方針です。
このような実績を受け、自社ホームページの強化にも継続的に取り組んでいきたいと思います。デザインや導線の見直しを行いながら、より成果につながる反響を生み出せる仕組みを整えていくことで、現場の生産性と顧客満足度の向上を両立していきたいと考えています。