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住まい探しの条件・設備に関する調査2024

目次

不動産業界のDXに取り組む株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、不動産会社およびエンドユーザー1,554名に対し実施した「住まい探しの条件・設備に関する調査」の結果を発表します。

調査概要

調査期間:2024年2月2日(金)~2月12日(月)
調査機関:自社調査
調査対象:【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など、【エンドユーザー】「いえらぶポータル」利用ユーザーや当社SNSフォロワーなど
有効回答:【不動産会社】370名、【エンドユーザー】1,184名
※「一人暮らしを始める人へのアドバイス」は自由記述項目であり、有効回答数は【不動産会社】154名、【エンドユーザー】132名
調査手法:インターネット調査

1. 約300人のアドバイスを生成AIで分析|不動産会社は「部屋探しの条件設定」をアドバイス

不動産会社154名、エンドユーザー132名、合計286名から寄せられた「一人暮らしを始める人に向けたアドバイス」をChatGPTを活用して分析しました(※)。

不動産会社、エンドユーザーともに最も多い内容は「住環境」でした。「設備の質」よりも、日当たりや周辺環境といった外的要因を優先する傾向が出ています。また、不動産会社からは「部屋探しの条件設定」へのアドバイスが多く寄せられました。条件を細かく設定したが希望に沿う物件に出会えず、妥協を重ねるエンドユーザーを多く見ている可能性が示唆されます。

不動産会社からのアドバイス「住環境・部屋探しの方法・設備」

【生成AIによる回答傾向の分析】
・住環境:快適な居住環境が重視されており、中でも日当たりの良さや、周辺の自然環境、住宅地の雰囲気が多くの人にとって重要な要素となっています。
・部屋探しの方法:妥協点の明確化、生活スタイルに合った物件選び、実際に足を運んで内見することが推奨されています。
・設備の質:エアコン、浴室乾燥機、宅配ボックスなど、生活の質を高める設備への言及も多くありました。
【アドバイスの一部抜粋】
・建物そのものより周辺環境が重要。治安の悪い場所でオートロック有りより治安の良い場所でオートロック無しが安全(東京都40代)
・昼間と夜間と2度周辺を見に行くこと(愛知県40代)
・理想の物件を探すのではなく妥協できる現実的なラインの物件を探す(東京都40代)
・1日の生活の流れを想像して、必要な設備、妥協して良い設備を考える(兵庫県40代)
・今の暮らしにない設備は必須ではない可能性が高い(東京都40代)

・洗濯機置き場が中か外か見落としがちなので、要確認(東京都30代)
・居住期間の総支払費用を意識すると良い(東京都30代)

エンドユーザーからのアドバイス「住環境・設備・利便性・安全性」

【生成AIによる回答傾向の分析】
・住環境(日当たりと周辺環境):住環境に関するアドバイスが非常に多く、健康や生活の快適さに大きく影響するとされています。特に日当たりに関する言及が多く見られました。
・設備の質:エアコンの有無や設備の古さ、トイレやお風呂の使い勝手など、日常生活に必要な設備や備品の確認が重要視されています。
・利便性と安全性:どちらも比較的高い割合で重要視されています。これは、生活のしやすさと安全な環境が重要な選択基準であることを示しています。

【アドバイスの一部抜粋】
・日当たりの良さは気分に影響を与えるので、妥協せずに日の当たる部屋を選ぶこと(東京都20代)
・時間をずらして物件を確認して騒音環境などをチェックしたほうがよい(北海道50代)
・インターネット環境の確認を怠らない(神奈川県30代)
・勤務地や学校に近いのが1番だと思います。毎日の移動にかける時間も、蓄積すればかなりの長時間。貴重な自分の時間を有効に使うべき(長野県30代)
・病院や薬局、スーパーなどほぼ確実に使う施設の豊富な所を選ぶのは大事(神奈川県20代)
・女性は2階以上、オートロック付きをおすすめします(東京都20代)

2. 妥協できない条件1位、不動産会社は「駅からの距離」、エンドユーザーは「周辺環境」

妥協できない、または付加価値となる設備・条件について、不動産会社とエンドユーザーにたずねました。不動産会社は特に「駅からの距離」といった利便性に関する回答が多く、エンドユーザーは、「エアコン付き」や「インターネット無料」といった室内環境を優先する傾向が出ました。

<設備編>
■妥協できない設備1位、不動産会社・エンドユーザーともに「バストイレ別」

【不動産会社】n=370【エンドユーザー】n=1,184

■付加価値となる設備1位、不動産会社・エンドユーザーともに「ネット無料」

【不動産会社】n=370【エンドユーザー】n=1,184

<条件編>
■妥協できない条件1位、不動産会社は「駅からの距離」、エンドユーザーは「周辺環境」

【不動産会社】n=370【エンドユーザー】n=1,184

■付加価値となる条件1位、不動産会社・エンドユーザーともに「駅からの距離」

【不動産会社】n=370【エンドユーザー】n=1,184

3. 若年層はネットと利便性、中年層以上は室内環境を優先

集計データをもとに年齢層、居住地域でクロス集計を行いました。

若年層ではインターネットの利用条件や、移動の利便性を優先し、中年層以上では室内環境を優先する結果となりました。都市圏と地方圏でも似た傾向があり、都市圏では利便性、地方圏では室内や周辺の環境が重視されており、生活における価値観の違いが推測されます。








▽本調査のプレスリリース
より良い住まい探しのために、不動産会社は「条件設定」をアドバイス、エンドユーザーは「快適さ」|住まい探しの条件・設備に関する調査 いえらぶGROUP
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000431.000008550.html

▽本調査に関する問い合わせ
https://ielove-cloud.jp/news/entry-762#mail いえらぶCLOUD紹介資料

株式会社いえらぶGROUP

この記事を書いた人株式会社いえらぶGROUP

いえらぶGROUPは、住業界にイノベーションを起こし、誰もが安心して住まい選びができること「いい家、選ぶ」を実現します。

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