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【コロナ禍】売上が減少した不動産会社に必要なのは信頼の数値化
LIFULL HOME'Sを提供する株式会社LIFULLの不動産事業者へのアンケートによると新型コロナウイルス感染症によって企業活動に影響が出ていると回答した不動産事業者が95.4%。そのうち75.3%が売上が減少したと回答したとのことです。全体で見ても実に70%以上の会社の売上が減少しているということです。
そこで従業員に対して、とにかく売上をいつも通りの数字に戻せとか、それ以上の売上を作り出せと指示するのは間違っています。短絡的且つ、階段のステップが高すぎて、段差がありすぎて、それでは誰もその階段を上がれません。ひとつ、中間のステップを用意しましょう。
中間のステップとは何でしょうか。ポータルサイトの物件掲載数でしょうか。反響数でしょうか。来店数でしょうか。内見数でしょうか。見込み案件数でしょうか。
全部違います。
答えは信頼指数です。
不動産会社は残念ながら一部の一般消費者から、どこも胡散臭い、信頼出来ない、口を開けば嘘を言う、息を吐くように嘘をつくと思われています。
そこに来て、更にこのコロナ禍の影響で顧客の精神状態は不安定になっています。更にコロナ給付金詐欺のニュースを見て疑心暗鬼になっています。
そんな状況下でも住まい探しをしなければならない顧客が不動産会社に訪れた時に不動産会社がどう対応するかでその会社の来月、再来月の売上は変わってくるでしょう。
経営者は従業員に売上や反響数を数値化して報告を求めると共に、対応した顧客から感謝の言葉をどれだけ言ってもらえたかを報告してもらうようにしましょう。
利他の精神を持って一日を過ごすと従業員の心の安定にも繋がります。
経営サイドから信頼の数値化を言われなければ自分でカウントするようにしましょう。
もし、このような考え方をしない、一方的に売上だけを声高に訴えてくる経営サイドであれば、その会社に勤め続けるのを考え直した方が良いかもしれません。弊社の転職サイト、いえらぶ不動産転職の活用をお勧めします。
また経営者は従業員が何故売上を作れないのか、現場を確認してください。
もしかしたら、既に他社はRPAなどロボットがやっている事を人にやらせているなど原因が見つかるかもしれません。
現在は電子契約サービスなど様々なITサービスを使って、従業員とお客様の作業を減らる事が出来ます。
例えば、お客様が手書きで書いたものを従業員がパソコンに打ち込んでとやっているのと、お客様にスマホから必要な記載情報を打つ込んでもらって、それが、そのまま不動産会社の顧客管理ツールで個人情報と希望条件が確認出来るのとでは、従業員の負担はかなり違います。
弊社では不動産会社様の業務効率化にお役立て出来るITツールを仲介から管理までほぼ全て取扱っています。是非、一度、お気軽にお問合せください。必要なところにお金をかけなければ更なる売上拡大は難しいです。不必要な部分の経費削減は今が良いタイミングです。見直し削減しましょう。