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【全力解説】コロナショック後の不動産業界を勝ち抜く3つの方法【テレワーク】



2020年3月27日今日現在、不動産業界の方とお話をさせていただいていても仕事に新型コロナウイルスの影響が出てきているという話を聞く機会が多くなってきました。既に様々なメディアでも取り上げられていますが各不動産関連業界のリスクについてまとめると下記の通りです。

・中国の工場が稼働しない影響でトイレなどの設備供給不足になり物件が引き渡し出来ない
→工務店など建築会社が倒産リスク

・飲食店などテナントでお客さんが入らない事によりテナントさんが撤退
→賃貸管理会社の管理手数料の減少リスク

・居住用物件も会社の倒産などで失業者が増え、家賃滞納が増えたり退居が増える
→賃貸管理会社の管理手数料の減少リスク

・景気悪化により一般消費者が引越を控える
→賃貸仲介会社の仲介手数料の減少リスク

・中国人など外国人が日本の物件を買いに来れなくなる
→外国人専門で売買物件を扱う会社の仲介手数料の減少リスク

・外国人観光客が減少
→ホテルや民泊などを運営している会社が売上減少リスク

では、このような様々なリスクがある中、今後どのように不動産会社は勝ち残って行けば良いのでしょうか。下記は起こる事が想定される現象を元に対策を考えてみました。

1.テレワーク(在宅勤務、在宅ワーク)に対応する

テレワークが進む事が間違いないと考えられます。その流れを先導していく企業となるか、乗り遅れる企業になってしまうかで大きな違いが出てきます。下記のポイントを抑えて、テレワーク対応不動産会社になりましょう。

・自社のホームページにテレワーク対応物件特集ページを設置する
インターネット環境アリ物件、仕事部屋アリ物件、防音という意味でRC&SRC物件、キッチン充実物件などの条件に合致する物件をまとめて特集するページを設置しましょう。

・インターネット接続可物件特集を設置する
インターネット接続可物件は今でもニーズが大きいがテレワークで更に大きくなると予測されます。

・自社のホームページに仕事部屋付き物件特集ページを設置する
1Kよりも2DKの方がニーズが出てくるかもしれません。最近、リノベーションで2つの部屋を1つの大きな部屋にする流れがありましたが仕事部屋として利用出来るスペースがある物件がニーズが上がってくる可能性があります。

・静かな環境物件特集ページを設置する
木造ではないRCやSRCの物件をまとめたページを設置しましょう。

・キッチン充実物件特集ページを設置する
自宅で仕事をしていてストレスが溜まり、そのストレスの発散の良い方法のひとつとして料理という選択肢が選ばれる事は簡単に想定されます。なのでコンロ2口などキッチン充実物件特集を設置しましょう。

・収納多め物件特集ページを設置する
仕事の荷物も収納出来る収納多めの物件をアピールしましょう。

・部屋が広い物件特集ページを設置する
気分転換が出来る、運動が出来る部屋が広い物件をアピールしましょう。

・駅から遠い物件特集ページを設置する
今までは駅近が人気だったと思いますが、もしかしたら、駅から遠い物件のニーズが増えてくるかもしれません。例えば完全なテレワークではなくても、週に2日くらいしか出社しない(3日がテレワーク)のであれば、駅から遠くても、その分安い家賃の方が良かったり、物件価格が安い方が良いと考える方も増えてくるかもしれません。

・宅配ボックスのニーズが下がるかもしれない
宅配ボックスは右肩上がりでニーズが上がっていましたが、テレワークが進むとそこまで重要視されなくなるかもしれません。

・テレワーク住環境コーディネーターを名乗る
名刺に入れたり、自社のホームページに入れる等、アピールしていくのが良いでしょう。

・自社のホームページにテレワークについてのノウハウページを設置する
ネットで「テレワーク 部屋」等で調べると沢山ノウハウが出てきます。それらをまとめて記事にしましょう。

・ポータルサイトに掲載する物件もテレワーク視点のコメント記載する

・チラシに掲載する物件もテレワーク視点のコメント記載する

・現地販売会でもテレワーク視点で物件の魅力を説明する

2.WEB環境を整え非対面に対応する

テレワークの浸透で、サラリーマンに求められるのは、頑張った姿勢ではなく実際の成果物になっていきます。その中で成果を上げて、自身の年収をアップさせて、物件購入や賃貸契約を検討する一般消費者は非効率な不動産会社とのやり取りを嫌うはずです。嫌われないように非対面でもサービス提供出来る環境を整えましょう。既にIT重説がかなり一般的になってきていますが、まだ導入していない企業も多いと思います。是非、今こそ検討するのが良いと思います。

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※オンライン内見・・不動産会社の担当者の顔や物件資料を見ながらリアルタイムでお客様とWEB接客
※内見代行・・不動産会社の担当者がお客様の代りに物件をリアルタイムでお客様のPCに配信
※VR内見・・VRコンテンツをお客様が自宅で体験出来るツール

近年、不動産テックと言われて不動産業界に関連した様々なITツールが出てきていますが、ウェブ上の記事を読んでも、どの様なものかよく分からないものも多いと思います。実際にとても便利なツールも使い勝手が悪く誰も使ってないツールもウェブ上では同じように見えてしまいます。IT業者に問合せるのは基本無料なので、残念ながら、この少し手が空いた時期に問合せをしてみるのは良い時間の使い方だと思います。

3.物件相場の下落に伸るか反るか

テレワークが進む事で残業代が出ないという問題が一部で言われています。つまり残業代込の年収でギリギリまでローンを借りてしまった方が年収が下がった事により住居を手放さなければならないという事態が起こる可能性があります。また、コロナショックに関連した企業の倒産も残念ながら既に報告されています。2020年後半から間違いなく市場には今より物件が多く出てくると予測されます。また、都内の中古マンション販売業者は昨年までは物件を購入されるお客様の4割が外国人とまで話していましたが、その外国人が物件を購入してくれる可能性が一気に下がってしまいました。これにより確実に物件相場は崩れます。そこを狙って安い価格で物件を仕入れて再販するという道があります。ただ、このような状況でどこまで相場が下がるのかは分かりません。少なくともリーマンショック後に不動産業界に参入してきた企業はこの方法をとるべきではないかもしれません。今までの経験値と元手がある企業は更に会社を大きくさせるチャンスかもしれません。しかしリーマンショックを経験していない企業は、逆にこの混乱の相場は静観して落ち着くまでは仲介や管理に徹するのが良いと思います。勉強の期間だと割り切って静観しましょう。

以上になります。不動産業界は飲食業界等に比べると対策を打てる時間がまだ残されていると言えるでしょう。可能な限り様々なリスクを考慮して、なるべく早く対策を打ってピンチをチャンスに変えて行きましょう。

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この記事を書いた人いえらぶコラム編集部 谷

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いえらぶの前はtoCの営業を5年経験。いえらぶ社員として10年以上経過。累計不動産会社訪問件数3,000件以上。協会団体、ポータルサイト、不動産関連商品会社との渉外対応多数経験。自主管理一棟アパートオーナーとしても5年以上経過。

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