修繕チェックで見てほしいポイント!
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管理会社の中には定期的に物件の状態を点検しに行くというところもあると思います。
その時に是非チェックしてもらいたい箇所を今回はご紹介します。


■修繕チェックは物件の価値を維持するために重要です
入居者から共有部の破損等の連絡が来てから、修繕にとりかかる管理会社も多いのではないでしょうか。
共有部の設備がさびて汚れている、壊れて動かない、コンクリートにヒビが入っているというような修繕箇所は、日頃点検を定期的に行って入れば、管理会社側で気付けるものもあるのではないかと思います。
せっかく点検を業務に組み込んでいるのであれば意味のある点検をしたいですよね。
さらに、管理会社側の気付きから修繕をすれば入居者からの印象も良いものになるのではないでしょうか。
毎日自分が暮らしているテリトリーが汚れていたり壊れていたりするのは、誰も良い気はしませんよね。
入居者に心地よい生活環境を提供することも管理会社の仕事の1つです。

■サビのチェック
鉄を使っている部分は雨等で少しずつさびていきます。
鉄を使用しているのは、メーターボックスの扉、外階段の手すり等が挙げられます。
新築からだいたい6~7年程度でさび始めると言われています。
塗装が剥げてしまったりさびてしまうと目立つような部分は、入居者にとっても修繕してほしいと思うポイントだと思います。
サビがあると築年数の割には、物件が古く見えてしまったり、清潔感が失われたりします。
さび止めを塗っていたとしても、サビを完全に止めることはできないようです。
また、放置したままでいるとサビが鉄の内部まで浸食して脆くなってしまい、階段の手すりが折れるというような事故になりかねません。
気付いたら、早めの処置を心掛けてください。

■コンクリートのヒビ
コンクリート造のマンションには、コンクリートのヒビ割れはよく目にすると思います。
これは「クラック」と言い、「構造クラック」と「ヘアークラック」の2種類があるそうです。
構造クラックは、構造的に致命的はヒビ割れを指すようです。
コンクリートが剥離する等の、建物の構造に影響を及ぼしかねないレベルのものは構造クラックにあたります。
ヘアークラックは、髪の毛くらい細いヒビを指します。
建物の構造に影響を及ぼすほどでなければこちらに分類されるようです。
クラックも、定期点検の時に注意深く見ていれば重篤化する前に修繕することが可能でしょう。

■まとめ
今回は修繕チェックで見てほしいポイントについて紹介しました。
入居者の安全な暮らしを保証することも管理会社の仕事かともいます。
定期的な見回りを行ったときに、きちんと動くかどうかもそうですが、サビはないか、コンクリートに大きなヒビが入っていないか等も気にしてみてください。
見た目的にも、ヒビやサビは良くないですが、破損する前の危険信号でもあります。
破損による事故が起こらないよう、チェックをする箇所を社内で検討するのも良いと思います。
