不動産テックに特化したバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」を提供する株式会社いえらぶGROUPは、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を提供する弁護士ドットコム株式会社と業務提携しました。「クラウドサイン」を活用して賃貸借契約の締結・更新・解約手続きを電子化するサービス「いえらぶ電子契約」を提供していきます。
※株式会社いえらぶGROUP・・・本社:東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介 以下「いえらぶGROUP」
※弁護士ドットコム株式会社・・・本社:東京都港区、代表取締役社長:内田 陽介 以下「弁護士ドットコム」
背景
不動産業界では、FAX・電話を使った業務が負担となっており、煩雑なやり取りが発生することが課題です。いえらぶGROUPでは不動産取引の効率化を実現するため、Web申込みなどのリーシング機能や賃貸管理機能を提供しています。一方で、契約の締結については宅建業法や借地借家法により書面交付が義務付けられているため、完全な電子化に至っていません。
しかし近年、コロナ禍により非対面のやり取りの需要が高まった結果、2021年5月に「デジタル改革関連法案」が可決され、2022年5月までには、不動産取引の完全な電子化が実現します。
いえらぶGROUPでは、不動産業界に電子契約を普及させるため「いえらぶCLOUD」の12,000社以上の顧客の「安心・安全」が担保されたパートナーを継続的に模索しており、この度の弁護士ドットコムとの提携に至りました。提携に当たっては、弁護士ドットコムの提供する「クラウドサイン」が、総務省・法務省・経済産業省・財務省より事業者署名型電子契約サービスとして国内で初めて電子署名法上の電子署名として認可されていたことや、累計契約送信実績500万件(2021年4月時点)の実績が決め手となりました。
弁護士ドットコム株式会社橘取締役のコメント
「不動産事業者様向けの業務支援システムにおいてNo.1のシェアを誇る「いえらぶCLOUD」とクラウドサインの提携を嬉しく思います。今回の提携によって、不動産事業者とエンドユーザーの皆様の契約がより良い体験を創出することができ、不動産業界における電子契約普及を本格化させる力強いパートナーシップとなることを確信しております。」
今後の展望
いえらぶGROUPと弁護士ドットコムは、いえらぶGROUPの12,000社以上にのぼる不動産会社ネットワークと、弁護士ドットコムの15万社を超えるクラウドサイン利用社ネットワークを相互に活用し、不動産取引において電子契約の利用を一般化するため、年間233万件締結されている賃貸契約の50%を「いえらぶ電子契約」によって電子化することを目指します。
宅建業法や借地借家法の改正によって取引が大きく変わる不動産業界において、不動産会社様の懸念点を解消し、安心してサービスが利用できるようサポートして参ります。
「いえらぶ電子契約」によって、各社の多様な業務フローを一気通貫でWeb化し、業務の効率化をサポートして参ります。
賃貸管理会社のDXを一気通貫でサポートする「いえらぶCLOUD」
いえらぶCLOUDはリーシング機能と賃貸管理機能だけでなく、客付業務で必要な機能も取り揃えているため、あらゆるデータを一元管理することができます。
相互にデータ連携したオールインワンシステムだからこそ、自社付けを行う賃貸管理会社も、賃貸仲介から賃貸管理まで行う総合不動産会社も、「いえらぶCLOUD」1つで自社のDXを実現可能です。
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