不動産業に特化した業務支援CLOUDサービスを提供する株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介)は2019年5月15日、仲介会社からの物件確認の電話に自動音声で対応する「ぶっかく自動応答」機能をリリースしました。今後、管理会社に向けた不動産テック関連サービスの提供を進めてまいります。
■サービス概要
今回提供する「ぶっかく自動応答」は、仲介会社から来る空室確認の電話に自動音声で対応する機能です。これにより約60%の電話が自動対応で済むようになり、業務の効率化を実現します。また、24時間365日対応が可能となるため、営業時間外や休日による機会損失を防ぎます。
(詳細はこちら)https://ielove-cloud.jp/system/functions/bukkaku_auto/
■背景
働き方改革関連法の適用が開始される中、不動産業界でも「働き方改革」への注目が高まっています。一方で、不動産業務はいまだに、電話やFAXといったアナログでのやり取りが中心です。管理戸数10,000戸程度の会社の場合、1ヶ月に10,000本以上の電話、8,000枚以上のFAXが扱われています。
こういった問題を解決するため、物件確認・内見予約・申込みなどの業務を効率化するシステムが登場しています。しかし各機能が互いに連携していないため管理が煩雑になり、手間がかかるという課題がありました。
こうした課題を解決するため、不動産業務の基幹システム「いえらぶCLOUD」と連携して一元管理を実現するサービスの開発を進めてまいりました。
■今後の展望
物件確認対応を自動化する「ぶっかく自動応答」に加え、「内見予約」「申込み・審査」「契約」をウェブ上で完結させるシステムを開発・提供予定です。これにより、管理会社はリーシング業務を同一システム内で管理できるようになり、業務が大きく効率化されます。
さらに賃貸管理機能も連携することにより、管理会社は入居中物件の管理も含めた全業務のIT化が可能です。システムに登録された空室情報は、いえらぶの会社間流通を通じて全国1万社以上の仲介会社に提供されます。仲介会社は常に最新で正確な情報をワンクリックで各ポータルサイトへ転載できるなど、管理・仲介会社双方の業務効率化と、業界の健全化に寄与します。